理想のマイホームを作る為には、土地探し・購入、設計、建設工期、業者選定、建設費、引越し時期、住宅ローン、税金等いろいろ調整することがあります。
それぞれ項目ごとに注意すべきポイントの説明、対策方法、紹介等を通じて、理想のマイホームに 近づける用に支援するブログです。
これから新築一戸建・中古物件・マイホーム計画予定の方はぜひ先に以下の投稿記事からご欄ください。
マイホーム購入計画の大まか流れ
まず、家を建てるまでの大まかな流れを説明します。
以下のステップ1.~5.までの流れを把握しておくことで、次に説明する「家を建てるために準備すべきこと」がより理解しやすくなります。
ステップ1.
住宅の性能や間取りなどについての譲れない条件や予算、建物のデザインやイメージ、周辺環境や立地条件なども含めて、マイホームを建てるにあたり必要な条件を整理する。
ステップ2.
具体的な土地探しをはじめながら理想の家づくりに対するイメージを固める為の情報収集する。
土地を探す際は、希望条件を明確にし、譲れない条件以外は優先順位に従い、場合によっては妥協することも視野に入れておきましょう。
ステップ3.
希販売図面などで土地の詳細情報を頂いても、実際に現地を訪れると違った印象を受けることもある為、希望の土地を見つけたら必ず現地に見学に行きましょう。
ステップ4.
希望条件や事前に立てた優先順位をもとに、自身や家族のライフスタイルや将来の生活を考慮したうえで、住みやすい環境を選ぶ為の比較・検討をしましょう。
土地に関して不明な点があれば、積極的に不動産会社のスタッフなど専門家に相談し、わからないことはすべて購入を決定する前に解決しておきましょう。
ステップ5.
土地購入決定後は家づくりが本格的に建物の間取りや設備などのプランニングや設計をはじめ、理想の住まいづくりを進めていきます。
その後、費用が確定したうえで住宅ローンを組み、手続きがスムーズに進めばそのまま施工開始となります。
マイホーム購入前にチェックするポイント
物件探し、情報収集を行う前にチェックしておくことがあります。
以下の内容を把握していなければ、希望に合わない的外れな情報を収集してしまうことがあります。
購入可能な金額を決める
具体的な物件探しや購入方法を決める上で、マイホーム購入計画は必須です。
今の自分の年収や貯蓄額、住宅ローンの借り入れ状況を把握することが大切です。
よく失敗するパターンとして、購入したい物件は決めたが結局資金が足りず断念し、スタート地点に戻ることがあります。
その場合、今まで調整に費やした時間と労力を無駄にしてしまいます。
このようなことがないように、最初で購入できる金額を決めておきましょう。
資金計画に関する記事はこちら ↓
家を建てる費用は土地あり、なしそれぞれにかかる費用の違いとは?
不動産会社・施工会社の選び方
マイホームを購入する方法は以下の4つに分類されます。
購入分類項目 | 購入方法の内容 | お勧めの人の特徴 |
注文住宅 | 新築一戸建て住宅を自分の希望に合せて注文し購入する方法 |
|
建売住宅または分譲住宅 | 既に完成している新築一戸建て住宅を購入する方法 |
|
中古住宅 | 既に使用済みの物件を購入する方法 |
|
新築マンション | 新築マンションの1世帯分を購入する方法 |
|
マイホーム購入にあたって直接窓口となる販売代理会社や仲介会社(不動産会社)以外にも、建物を建てる施工会社など購入方法によって関わる会社は異なります。
それぞれ購入方法ごとに関わる会社の種類を以下の表にまとめましたので参考にしてみてください。
・住宅購入に関わる主な会社の種類一覧表
購入方法 | 新築マンション | 新築一戸建て
(注文住宅、建売住宅) |
中古マンション | 中古一戸建て |
販売窓口 | 販売代理会社、デベロッパー | ハウスメーカー、工務店、デベロッパー | 仲介会社又は売主 | 仲介会社又は売主 |
売主 | デベロッパー | ハウスメーカー、工務店、デベロッパー | 個人 | 個人 |
これらの購入方法の中から選ぶ為にはそれぞれのメリットデメリットを知っておく必要があります。
まずは、「立地条件や見晴らしの良い高い建物に住みたい」、「自分の生活に合った戸建て住宅の間取り、庭を持ちたい」など住まいをイメージして条件整理をすることが大切です。
購入方法に関連した記事はこちら ↓
【マイホーム計画】購入の流れや進め方、決める順序とは?【重要】
デベロッパーとは?
デベロッパーとは、マンションや大規模な土地を買い占め分譲住宅又は団地などの開発に携わる会社のことです。
窓口は殆ど販売代理店から行うことが多く、直接やり取りすることは少ないです。
しかし、事業主はデベロッパーになるため、過去の実績や経営状況、欠陥トラブルなどの問題がないか事前にチェックしておきましょう。
新築一戸建ての設計・施工はハウスメーカー・工務店
注文住宅又は建売住宅など新築一戸建て住宅を購入する場合、ハウスメーカーや工務店とやり取りすることが殆どです。
会社によってそれぞれ独自に開発した工法やデザイン・性能などの特徴がありますので、自分たちの希望に合った会社を選定することが大切です。
また、中古物件を購入後リフォームする場合も対応しています。
購入前に会社の情報や特徴に関する情報を事前に知っておくことが成功の近道です。
ハウスメーカー・工務店会社に関する情報はこちら ↓
地下室が得意なハウスメーカー紹介と失敗しない為の5つの対策とは?
メンテナンス費用が少ないハウスメーカーの紹介と修繕費を抑える方法とは?
ローコスト住宅ランキングとデメリットからわかる失敗しない為の選び方とは?
耐震等級3のハウスメーカーは何社ある?免震・制振の違いとは?
長期優良住宅対応できるハウスメーカー坪単価比較【2023年版】
購入する住宅の間取りが希望通りかどうか確認する。
マンション、一戸建てなど対応できる間取りの範囲はそれぞれ異なります。
購入後の間取りの変更はできない場合があります。
あらかじめ自分が希望した住居の間取りに近いかチェックまたは比較しておきましょう。
間取りプランや見積りを複数社から比較検討するならタウンライフがおすすめ!
価格や性能を複数社比較する為には間取り図や見積り書の確認が必須条件です。
一社ごとそれぞれ直接会社に訪問して見積り依頼又は打合せをして見積り比較する方法がありますが、それでは交通費や時間などの大幅な労力が必要です。
↓
お勧めのポイント
- 自分が希望を形にした間取りプランを作成してくれる。
- 間取り条件に合せた「資金計画(総費用・見積り)」を取り寄せすることができる。
- 住宅メーカー独自のネット上に出回っていない「土地情報」を提案してくれる。
- 複数社比較・工夫することで数百万のコストダウンも実現可能。
- 自宅から一歩も出ず間取り図や見積書の資料を取り寄せできる。
土地から購入する場合、購入後の利用方法をあらかじめ検討する
建物だけでなく土地を含めて購入する場合、購入後の利用方法についてあらかじめ検討しておく必要があります。
地域や土地の形状、日当たり、周囲の環境、建築基準法による建築制限など購入する土地の条件は様々です。
例えば、注文住宅を建てたい場合はあらかじめ希望した間取り計画し、建物の規模を決めて購入したい土地に建てられるかどうか確認することをお勧めします。
金額も高額なので、購入後に希望した建物が建てられないことに気が付いても後戻りができないので注意してください。
合せて知っておきたい関連記事はこちら ↓
50坪の土地で建てられる家の間取り事例と注意すべき確認項目とは?
土地購入前に失敗しない為の事前確認すべき7つの条件とは?【重要】
家の解体費用はいくらが相場?費用が決まる要因と安く抑える為のポイント
新築一戸建て住宅購入なら住宅性能評価制度を活用することがおすすめ
住宅性能評価制度とは、建築基準法で定めた「住宅の品質確保の促進に関する法律(通称:品確法)」に基づく制度のことです。
制度の内容として、新築住宅の完成引き渡し後に起きた「瑕疵担保責任期間の義務化」、低炭素住宅や長期優良住宅など第三者機関の評価員によって「建物性能を評価された住宅」などが挙げれます。
活用することによって以下のメリットが挙げられます。
- 書面により建物性能評価が証明することが可能な為、売却時では有利になる。
- 審査条件により第三者が現場を確認する為、欠陥住宅になりにくい。
- フラット35による金利優遇または、地震保険など割引対象になる。
- 建設期間中または、請負契約・売買契約に関するトラブルも含め1件あたりの紛争処理を手数料1万円で対応してもらえる。
合せて知っておきたい関連記事はこちら ↓
注文住宅のトラブルが多い事例と未然に防ぐ回避や対策方法とは?
購入後に発生する手続きや支払いについて
マイホームの購入後も手続きがあります。
住宅ローンを利用して購入した人は、購入後の最初の年に確定申告をすることで所得税の税額控除が受けられます。
また、会社員などの給与所得者の場合、2年目以降は税務署から送られる書類を提出することで、年末調整に特別控除の適用を受けることができます。
支払いについては、土地や建物規模や価格に応じた固定資産税や住宅ローンの返済、メンテナンス費用などが挙げれます。
購入可能な金額を決める際にこれらの内容も十分に理解し計画的に進めていくことが大切です。
合せて知っておきたい関連記事はこちら ↓
マイホーム購入から入居するまでの段取り
家を買いたいと思ってから実際に入居するまでには、たくさんの手続きや調整すべき作業が必要になります。
購入方法によってそれぞれ調整する内容や入居するまでの期間は以下の通り異なります。
新築一戸建て(建売住宅)・中古マンション又は中古住宅の場合
①会社の物件情報又はカタログなどを収集し検討する→②依頼する会社を決めて契約を結ぶ→③住宅ローン借り入れ審査→④内覧会確認後・引き渡し→⑤引っ越し入居
入居するまでの期間は一般的に3か月~4か月が目安
合せて知っておきたい関連記事はこちら ↓
新築一戸建て(注文住宅)の場合
①会社の物件情報又はカタログなどを収集し検討する→②複数社から見積りと間取り図をもらい比較検討→③依頼する会社を決めて仮契約を結ぶ→④間取りの詳細や図面作成→⑤依頼する会社と本契約を結ぶ→⑥建築確認申請→⑦工事着手→⑧建物完成確認後・引き渡し→⑨引っ越し入居
入居するまでの期間は一般的に1年6か月が目安
合せて知っておきたい関連記事はこちら ↓
情報収集の基本ポイント
希望条件 | 落とし込める検索条件の一例 |
物件タイプ | ・新築一戸建て住宅(注文住宅・建売住宅または分譲住宅)、中古マンション・住宅、新築マンションなど |
物件価格 | ・購入可能な金額 |
住みたい場所 | ・地域エリアや最寄りの駅 |
広さと間取り、土地の広さ | ・建物床面積が30坪の4LDK、土地の敷地面積が60坪など |
日当たりのよい家に住みたい | ・メイン開口→南向き、南東向き、南西向き ・用途地域→第一種低層住宅地域(一戸建ての場合) ・設備・仕様→ワイドスパンなど |
家事が楽な家に住みたい | ・設備・サービス→フロントサービス、ごみ出し、24時間OK ・キッチン→ディスポーザーなど |
夜景が眺められるバルコニーがほしい。 | ・立地・配置→10階以上の住戸、最上階など |
このように事前に細かく希望条件をまとめることで情報を絞りやすく次のステップに進みやすくなります。
マイホームを安く抑えたい人又は副収入を得たいと考えている人へ
人それぞれ違いがあると思いますがマイホームを購入資金は注文住宅・建売住宅共に全国平均で3500万程度必要とされております。【フラット35利用者調査2020年】より
今後日本の経済的不況はまだまだ続き不安に感じていると思っている方はほとんどではないでしょうか?
しかし、それでもマイホーム購入する夢を捨てきれない人へ以下の有益な情報を記載した投稿記事を紹介しますので興味がある方は参考にしてみてください。↓