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2023年8月9日

キッチンの間取りの実例と使いやすくする為のアイデアとは?

注文住宅

キッチンの間取りレイアウトの配置実例

キッチンの間取りは、毎日作業する場所でもあり使い勝手にも影響する為とても重要です。

キッチンのタイプは、「I型、Ⅱ型、L型、U型、アイランド型」など豊富にあり配置に必要なスペースや作業効率、使用に適した人数などそれぞれ異なります。

自分の暮らしに合った間取りにする為にも、様々な間取りのパターンを考えて判断することが大切です。

これからキッチンの間取りや配置パターンの実例について紹介していきます。

I型キッチン配置例

I型キッチンは、壁付け式・対面式どちらであってもスペースをあまり取らずに設置することができます。

狭小住宅でも採用しやすく片側に壁が付いていることで、油はねやニオイを抑える効果があります。

実例イメージ図

Ⅱ型キッチン

キッチン台が2列に平行に並ぶⅡ型キッチンは、2人でも作業しやすい為、I型に比べて作業効率が高いのがメリットです。

配置方法としては、油はねを抑える為コンロ側は壁につけてシンクはダイニング側に配置する方が配膳しやすくなるので使い勝手がよくなります。

実例イメージ図

L型キッチン

L型キッチンは、作業動線が短く効率的な所と1辺は壁付け、もう1辺は対面式にするか選べることが特徴的です。

しかし、I型キッチンと比べて設置するには広いスペースが必要な為、リフォームする場合は設置できるか注意しましょう。

また、食器棚を置くスペースや配置によって作業動線に支障がでることがありますので十分に確認してから設置するようにしましょう。

実例イメージ図

U型キッチン

コの字型の形状を生かした豊富な収納量と独立した空間が特徴的です。

調理するカウンターが広く2人でも作業しやすく、本格的に料理を楽しみたい方に人気があります。

設置する上で注意点は、対面式にする部分との動線や冷蔵庫、コンロをどこに来るかで使い勝手が変わる所です。

シンクの近くに冷蔵庫を持ってくると作業しやすくなります。

実例イメージ図

アイランド型キッチン

アイランドキッチンは壁に面しておらず左右どちらからでも通れるところが特徴です。

スペースはI型キッチンに比べて広さが必要ですが、複数人で料理がしやすく開放的な所が大きな魅力です。

また、どの方向からもキッチンにアクセスできる為、作業効率も良いです。

実例イメージ図

使いやすいキッチンにする為のアイデア

キッチンをより使いやすくする為の工夫(アイデア)はさまざまです。

これからリフォームや注文住宅を建てる際以下の項目を参考に活用してみてください。

リビングに向かう「対面型キッチン」が最も使いやすく人気

冒頭で様々なタイプのキッチンの間取り配置レイアウトを紹介してきましたが、最も使いやすく人気なのがリビングに向かう「対面型キッチン」です。

理由として挙げられるのは、リビング側にいる家族や来客と会話がしやすいことと、好みに合わせて垂れ壁や腰壁、吊戸棚による収納を設けて目隠しができることです。

対面キッチン(カウンター)タイプの場合、リビングやダイニングに水・油はねがしやすく、ニオイも流れますので常にキレイにしておく必要があります。

また、対面式以外の間取りも違った魅力がありますので自分に合った間取りにすることも大切です。

対面式キッチンの実例イメージ図

作業動線は重要なのでリフォームや家を建てる前に確認

キッチンの作業動線は日々の使い勝手や作業効率に大きく影響します。

最も最適な作業動線は「シンク、コンロ、冷蔵庫」の3点を線で結ぶとできる三角形が正三角形に近い程、作業効率がよくなるとされています。

一辺当りの距離は2~3歩程度の距離がベストですが、簡単に説明すると以下の通リです。

コンロ⇔冷蔵庫までの距離 120〜270cm
シンク⇔冷蔵庫までの距離 120〜210cm
コンロ⇔シンクまでの距離 120〜180cm

ちなみに右利きの場合は、冷蔵庫→シンク→調理台→コンロを右回りを順に、左利きの場合はその逆の順番で設置すると作業効率と使い勝手が格段に上がります。

上記の範囲を超えてしまうと動きに無駄が出てしまい、作業効率が悪くなると言われていますので、実際にショールームなどで直接確認して判断するとよいでしょう。

キッチンに必要な通路幅

動線も大切ですが、通路幅は失敗できない重要な部分です。

キッチン内で作業する必要な通路幅は、1人の場合90㎝程度で、複数人で作業する場合すれ違うこともある為120㎝程度あるとよいとされています。

また、対面式キッチンの横を通る場合の通路幅は、配膳用のお盆を持った状態でも余裕のある80㎝程度を目安としましょう。

通路幅は広すぎても狭すぎても使い勝手が悪くなりますので、事前に確認して判断するように心がけましょう。

収納やコンセント位置も検討しておく

食器棚やシステムキッチンなどあらかじめ家電製品を設置する場所と必要なコンセント位置を検討しておきましょう。

コンセント位置や数に誤りがあると食器棚に隠れたて使えなかったり、購入した家電製品が使えなかったりすることがあります。

食器棚の形状や家電の配置は事前に確認しておくことが大切です。

最新のシステムキッチンはキャビネットに収納できる量が増える可能性がある為、収納棚が不要になることも考えられます。

失敗しないよう導入する機種に合わせて既存の物の配置も決めるようにしましょう。

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注文住宅の水回り設備間取りで後悔したポイント

ゴミ箱の位置を決めておく

実際に生活した際に、ゴミ箱を置くスペースが無くて後悔することがあります。

キッチンから遠すぎても使い勝手が悪くなります。

最適な場所として、扉なし収納カウンターの下など隠せるようにしておくと便利です。

あらかじめ決めておくようにしましょう。

キッチンの間取りを決める3つのポイント

自分にピッタリなキッチンの間取りを決める為には、まず以下の3つのポイントを考えて判断することです。

実際の暮らしのシーンをイメージする。

暮らしをイメージする上で大切なのは、リビングやダイニングなど部屋との組み合わせの特徴やタイプを理解しておくことです。

実際に組み合わせたタイプと特徴は以下の通リです。

独立型キッチン(K)

イメージ図でもわかるように独立型キッチンは、他の部屋との接触がないタイプです。

調理の様子や音、ニオイなどがダイニングに伝わりにくいことが特徴的で調理に専念したい人にとってはお勧めです。

イメージ図

ダイニングキッチン(DK)

ダイニングキッチンは、調理中の家族との会話を楽しみたい場合や配膳作業を効率的に行えることができます。

キッチンとダイニングの部屋を一体化することで、開放的に使えることも特徴的です。

イメージ図

リビングダイニングキッチン(LDK)

3つの部屋を一体化することで、壁や仕切りをなくし開放的な大空間を感じることができます。

家族だけでなく、来客が訪ねてきた場合でも会話を楽しみながら作業を行えることが特徴的です。

イメージ図

料理している所をイメージする。

システムキッチンを選ぶ前に、実際に料理していてどのような空間が自分に合っているのかイメージすることです。

例えば、対面式でもキッチンの様子が見られたくない人は吊り棚や垂れ壁を設けてたり、空間を開放的にしたい方は吊戸棚や垂れ壁がないオープン型対面キッチンを選ぶなどが挙げられます。

対面式キッチンのタイプ別イメージ図

調理に必要な作業スペースを考える。

キッチンの調理や作業スペースは、日々の生活にも影響します。

作業の効率を良くするポイントとして以下の項目を事前に考えておくことです。

・調理台のスペース(一般的には60~90㎝が目安)

・配膳する通路の幅(通路幅は80㎝程度が目安)

・キッチンに立つ人数に応じた通路幅(1人の場合は90㎝程度、2人の場合は120㎝程度)

・作業動線の距離(頻繁に移動するコンロ、シンク、冷蔵庫までの距離が2~3歩で移動できると楽)
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