住友不動産の基本情報
基本情報 | ||
会社名 | 住友不動産株式会社 | |
本社所在地 | 東京都新宿区西新宿二丁目4番1号(新宿NSビル) | |
コスト(坪単価) | 60~100万円(当サイトが独自調査し算出した数字) | |
実績がある工法 | 木造のみ | |
対応事業 | 注文住宅、分譲住宅、不動産の売買、仲介、管理、マンションの分譲や賃貸など。 | |
営業拠点・施工エリア | 22の都道府県のみ(東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・茨城・栃木・北海道・宮城・静岡・愛知・岐阜・三重・新潟・大阪・京都・奈良・兵庫・滋賀・岡山・福岡・熊本) | |
許可・登録・免許 | 建設業許可番号:国土交通大臣許可第004638号 宅地建物取引業者免許番号:国土交通大臣許可 (16)第000038号 |
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住宅性能評価 | 長期優良住宅対応可 | |
顧客満足度 | 2022年オリコンの顧客満足度9位 | |
住居の性能の特徴 | 全ての商品が耐震等級3を確保
国が定める省エネ住宅(ZEH)基準を満たしている程、断熱・気密性能共に高い。 |
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安心・快適に力を入れているポイント | ・設備や内装はグレードが高いものが採用されている。
・断熱性能は最高でUA値:0.37W/㎡・kまで対応しており、ハウスメーカーの中でもトップクラス。 |
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公式サイト | 住友不動産 |
住友不動産は住友林業と同じ旧住友財閥を組む「住友グループ」ではありますが、実はまったく違う会社です。
また、事業内容に取り組む姿勢や取り扱っている注文住宅商品も異なります。
建築コスト(坪単価)は、60~100万円程度で商品によってバラツキがあります。
住友不動産とよく比較されるハウスメーカーは、「 積水ハウス 、 スウェーデンハウス 、三井ホーム 、 一条工務店 、住友林業 、 住宅情報館 、 ミサワホーム 、 セルコホーム 日本ハウスHD 」などが挙げられます。
住友不動産が本命の人でも他に候補として挙げられる会社にもプランや価格を比較しておくことをお勧めします。
注文住宅で失敗した人のほとんどが間違った施工会社に依頼してしまったと後悔しています。
しっかり他のハウスメーカー又は工務店の情報を集めて後悔のないよう判断できるようにしましょう。
複数社の間取りや見積比較をするなら無料で一括見積りサービス「 タウンライフ家づくり 」を利用するのが便利です。
住友不動産で家を建てた方が良い人の特徴
住友不動産と相性が良い人の特徴は以下の通リです。
- 耐震性能が高い家に住みたい人
- 断熱性能の高い家に住みたい人
- 高級マンションに採用されている設備や内装を希望している人
- そこそこ資金に余裕がある人
- 土地探しの情報や建売住宅なども含めて検討したい人
- デザインや防犯性能が高い「ガラスマリオン」「ガラススクリーン」を希望している人。
上記の項目に多く該当する人程、住友不動産と相性が良いでしょう。
住友不動産の評判と評価のまとめ
評判を含めた総合評価
担当者の評判や評価 営業担当者は知識も豊富で希望や調整内容について丁寧に聞いてくれる優秀な人でした。 担当する営業マンが契約第一という態度がもろに出ていて相性が合わなかった。
建物性能・間取りに関する評判や評価 ウッドパネル工法は耐震等級3でかつ制振ダンパーが標準装備の性能なのに価格が他のハウスメーカーと比べて安い。 一条工務店と比べて耐震・断熱性能は正直そこまで大差がなく迷いましたが、最終的に外観のデザインと天井が高い住友不動産に決めました。 主力商品であるJ・アーバンシリーズの「ガラスマリオン」が一段と家をお洒落にしてくれて人気ですが住友不動産オリジナルの外観オプションです。 ガラスマリオンは光の具合で緑色っぽく見える強化ガラスのことで透明または半透明など多種類の中から選ぶことができます。
外観のデザインはとても良いのです。
住友不動産は、キッチンがセラミックであるなど、高級マンション仕様の設備を取り入れているため高品質だと思います。 デザインや設備にこだわりたい人に住友不動産がおすすめです。
住友不動産は高層ビルやタワーマンションの建設にも力を入れており、耐震技術にも優れています。 中でもウッドパネル工法は耐震等級3+制振装置(制振ダンパー)付きなので地震に強い家を建てたい方にはおすすめです。
入居後に関する評判や評価 2年前に延べ床面積30坪の建売住宅を購入しましたが、外観+内装それぞれグレードが良く今の所快適に過ごしています。 我が家は昼間から車の通リがそこそこ激しい道路に面していますが、意外に防音性が良く快適に生活しています。 以前住んでいたマンションに比べて暖かく断熱性能は高い感じがします。
その他の評判や評価 決算期の値引き額が大きかったのと、丁度オプション100万円サービスキャンペーンをやっていたので3月に契約するとお得に購入できる。 オプション費用の追加などで予算オーバーになる可能性が高いので事前に希望の提案を見積書に出してもらい比較した方が後悔しない家作りができます。
評価の中には、担当者によって対応の違いや相性・印象について意見がありました。
この問題はどのハウスメーカー又は工務店でも同じ評価があるもので、地域の各支店に勤める社員の教育にも違いがあるため、担当者によって対応にバラツキがあることがあります。
一番の解決方法は、依頼主自身も家づくりに関する必要な知識を付けたり、条件整理をまとめ担当者にわかりやすく伝える努力が成功するポイントです。
また、相性の良し悪しによって会社の評判や評価も人によってそれぞれ異なりますので、実際にコミュニケーションを取ってみて判断することも大切です。
住友不動産で住宅を購入するメリットとは?
冒頭での評価や特徴など独自に調査した内容をまとめると以下のメリットが挙げられます。
- 耐震性能は最高ランクの耐震等級3を確保しかつ制振ダンパーが標準装備(2×4、2×6工法はオプション)に含まれている。
- 内装のグレードが高く断熱性・気密性が共に良い。
- グレードの割には価格が安い。
- 標準仕様は設備や内装のグレードが高い。
- デザイン性が高くかつ防犯にも優れた強化ガラスを使用した「ガラスマリオン」「ガラススクリーン」を採用している。
- ツーバイフォー(枠組み壁工法)は遮音性能にも優れている。
- リフォームや土地探しも任せられる
これらのメリットがあるといえますので、設計の提案力や住宅性能を比較検討したい方には良いハウスメーカーといえるでしょう。
また、住友不動産は、不動産事業やリフォームなど、幅広い分野を手掛ける住友不動産グループに属しているため、土地から探す場合なども安心して任せられます。
全国規模で土地開発やビル・住宅などの建設に関わっているので、リフォームや土地購入の相談など、トータルサポートに期待できます。
住友不動産の標準仕様の内訳と住宅商品の紹介
注文住宅一覧表
住友不動産の取り扱っている住宅一覧は以下の通りです。
商品名 | 特徴 | 坪単価 |
ジェイ・アーバン(J・URBAN)シリーズ | 現代の都市型住宅のテーマを新発想の空間構成で実現した住宅商品。
優れたデザインと機能性が評価されるシリーズ |
坪単価60万円~75万円程度 |
プレミアム・ジェイ(PREMIUM・J)シリーズ | プライバシーを確保しつつも外部へ開きながら生活可能な「オープンな都市型住宅」として提案する商品。 | 坪単価80万円~ |
ジェイ・レジデンス | 「天然木」を使用した落ち着きのある風格と、「深い軒」による美しい陰影、「水平ライン」がつくるシャープで洗練された外観が特徴的。
標準仕様でマンション仕様のハイグレードな内装を採用。 |
坪単価60万円~75万円程度 |
邸宅型住宅シリーズ | 世界各国の伝統的な住宅スタイルをモチーフにした個性あふれる外観が特徴的。
日本の街並みにも合うよう、豊富なバリエーションが用意されている。 |
坪単価60万円~75万円程度 |
住友不動産の注文住宅ではモニターハウスキャンペーンというものを行っています。
モニターハウスキャンペーンとは、建築中や完成後に見学会場として提供する条件で坪単価が30%程度安くなるモデルハウスのことです。
主に新商品がリリースされた際や決算時期や年始などのキャンペーンで行われることが多く、設備はキッチン・浴室・トイレなどは高級仕様となっており、太陽光発電システム(3kW)※も含む仕様です。
※太陽光発電システムは、TEPCOホームテックと15年間のリース契約を締結いただくことで初期費用が0円で導入することができます。
期日はキャンペーン適用条件に記載されていますので確認が必要です。
また、土地探しもある方は、ある程度進んでいないとキャンペーン適用は難しいこともある為、購入する時期が合えば検討するという計画で考えておいた方が良いでしょう。
標準仕様内訳
住友不動産の標準仕様内訳は以下の通リです。
構造・工法 |
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基礎 |
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外壁 |
※オプションで、タイル・吹き付け外壁を採用することが可能。 |
屋根 |
※オプションで、瓦屋根や金属屋根を採用することが可能。 |
断熱 |
※選択する工法(2×4工法、2×6工法、ウッドパネル工法など)又はオプションで、採用する断熱材が異なる。 |
外部建具 |
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ガラス |
※選択する工法(2×4工法、2×6工法、ウッドパネル工法など)又はオプションで、採用するガラス仕様が異なる。 |
サッシ |
※選択する工法(2×4工法、2×6工法、ウッドパネル工法など)又はオプションで、採用するサッシ仕様が異なる。 |
内部建具 |
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内部仕様 |
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内部設備(水回り) |
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オプション工事 | 付帯設備(床暖房・電動シャッターなど)、空調、照明、カーテン、外構、バルコニー、和室、食器棚、ガラスマリオン |
こだわりのポイント |
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住友不動産で家を建てる際の注意点
評判内容を見る限り、契約前に注意する所は以下の項目が挙げられます。
見積り内容・標準仕様のグレードは他社とも比較すること
ハウスメーカーによって標準仕様に含まれている項目や性能が異なります。
その為、ハウスメーカーによって標準仕様に含まれている仕様やグレード・性能などの違いを細かく比較できるよう複数社から見積りをもらうようにしましょう。
他社とも比較することによって同じ製品でも価格が異なる所や抜けている工事項目があります。
抜けている項目があれば担当者と確認し修正して価格を調整するようにしましょう。
面倒ではありますが、このような作業を行うことによって同じグレードでも数百万円程度価格を落とすことが可能な場合があります。
住友不動産とよく比較されるハウスメーカーは、「 積水ハウス 、 スウェーデンハウス 、三井ホーム 、 一条工務店 、住友林業 、 住宅情報館 、 ミサワホーム 、 セルコホーム 、 日本ハウスHD 」などが挙げられます。
営業担当に契約を急かされる
冒頭での評判や評価を見ると、営業担当に契約を急かされることがあるようです。
住宅は大きな買い物なので、複数のハウスメーカーを比較し、納得したうえで契約する必要があります。
ただし、中には契約を解除できた人もいるようです。
契約を結ぶ前に、条件次第で解約が可能か事前に確認しておくと良いでしょう。
販売や施工対応エリアが限られている
住宅不動産は全国展開しておらず、販売や施工できるエリアは「22の都道府県」のみとなっている点は注意しましょう。
対応している都道府県は「東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・茨城・栃木・北海道・宮城・静岡・愛知・岐阜・三重・新潟・大阪・京都・奈良・兵庫・滋賀・岡山・福岡・熊本」のみとなります。
上記の都道府県以外では依頼ができないという人もいるかもしれませんのであらかじめ確認しておきましょう。
保証期間について
住友不動産は、初期保証が10年です。
しかし、初期保証が終了時に行われる点検をした結果をもとに住友不動産が定める有償メンテナンスを受けることで最長60年まで保証延長を受けられるメリットもあります。
有償メンテナンスは、住宅の建坪やメンテナンス箇所にもよりますが、屋根や外壁に問題がある場合は100万円ほど見積もっておく必要があるようです。
間取りの自由度・提案力も他社と比較する
間取りの提案力や自由度も会社によって異なります。
間取りの良し悪しで入居後の使い勝手や快適性が決まりますので、価格以外にも自分が希望する間取り図に近づける為、複数社から提案力を比較する必要があります。
また、企画プランの間取りや仕様部材から外れると高額になるという声があり、設計の自由度が低くなる事例があります。
各地域の担当者によって対応に差がある
住友不動産は大手ハウスメーカーですが、各地域の担当者によって建築に関する知識や能力などのレベルに差があります。
そのため依頼する側も建築に関する知識をつけてこだわりたい部分など明確に伝えられるようコミュニケーションをとる必要があります。
例えば施工性を良くしたい場合は以下の交渉をして営業担当者の反応を見て判断することもお勧めです。
・オプションで気密工事と測定をやって頂くようお願いし、気密測定の合格基準であるC値の数値を1.0以下にするよう要求する。
・値引き要求はしない代わりに良い職人(大工)を付けるようにお願いする。
・引き渡しまでの工期を短くせず余裕を持たせた日数にする。
・建設期間中に発生したトラブルや損害についての対応を明確にし、お互いに合意してから契約をする。
時間をかけてでも、上記のような交渉を契約前に行い納得してから進めることが大切です。
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住友不動産の実績と特徴について
坪単価
住友不動産の坪単価は60~100万円(建物本体価格)と価格範囲が広いです。
価格範囲が広い理由は、標準仕様以外のオプション設備によって価格は異なる為です。
また建物本体価格以外にも、外構工事・その他別途工事・諸経費などがかかる場合があります。
これらの相場額、間取りの提案力を細かく確認する為にも、他のハウスメーカーも見積りや間取り図をもらい比較することをお勧めします。
住友不動産とよく比較されるハウスメーカーは、「 積水ハウス 、 スウェーデンハウス 、三井ホーム 、 一条工務店 、住友林業 、 住宅情報館 、 ミサワホーム 、 セルコホーム 日本ハウスHD 」などが挙げられます。
住友不動産が本命の人でも他に候補として挙げられる会社にもプランや価格を比較しておくことをお勧めします。
注文住宅で失敗した人のほとんどが間違った施工会社に依頼してしまったと後悔しています。
しっかり他のハウスメーカー又は工務店の情報を集めて後悔のないよう判断できるようにしましょう。
複数社の間取りや見積比較をするなら無料で一括見積りサービス「 タウンライフ家づくり 」を利用するのが便利です。
デザイン性
住友不動産の注文住宅といえば、「ジェイ・アーバン(J・URBAN)シリーズ」や「プレミアム・ジェイ(PREMIUM・J)シリーズ」などの都市型住宅が有名です。
注文住宅だけでなくマンション開発事業などの強みを活かし、高級分譲マンション仕様のキッチンや内装などグレードの高い素材を大量に仕入れることで、グレードの高い標準仕様を実現している。
そのため、機能性・デザイン性共に優れた高性能な素材(セラミックや天然御影石など)を採用することで、外観・内観ともにデザイン性が高く評価されております。
構造(工法)
住友不動産の注文住宅は基本的に以下の3種類の工法を採用しています。
ウッドパネル工法
柱、梁、壁(筋交い)などを軸に家を支える木造軸組み工法(在来工法)に住友不動産独自に開発した工法を組み合わせ強化した工法で天井高は最大2.6mまで対応可能です。
高強度パーティクルボード+ツーバイフォーのような面構造の強さを融合させ、強化した耐力壁「パワーパネル」を採用している。
他の工法と比べてのメリット
構造体を工場でプレカットした木材を現場で組み立てる工法であることから品質が安定している為、施工がしやすく工期が短い。
工期の目安は以下の通りです。
・木造軸組工法:4〜6ヶ月
・ツーバイフォー(2×4)工法:3〜4ヶ月
・木質パネル工法:2〜4ヶ月
2×4(ツーバイフォー)工法
アメリカやカナダで開発され、主に住宅用の建築物として採用されており、角材(2×4インチ)を枠で組み構造用合板を打ち付けて壁や床を構成する工法です。
柱や梁、筋交いなどで組み立てる在来工法とは違い、枠の上から構造用合板を打ち付ける為、気密性が高く断熱性能も期待ができます。
また、天井高は最大2.7mまで対応可能です。
他の工法と比べてのメリット
地震による揺れを面全体で受ける特徴がある為、耐震性能は高い。
他の工法と比べてのデメリット
壁で建物全体支えている特徴がある為、リフォームにおける間取り変更にも制限がある。
2×6(ツーバイシックス)工法
2×4(ツーバイフォー)工法と基本的な構造は同じですが、木材規格のサイズが異なることで壁が分厚くなっています。
その為、壁の厚みがツーバイフォーと比べて約1.6倍になるため、その分、厚い断熱材が入ります。
強度や断熱性能、耐久性など2×4工法よりも全体的に優れていることから価格が高くなる以外はデメリットは無く木造住宅でを希望している人にはお勧めの工法といえます。
また、天井高は最大2.7mまで対応可能です。
耐震性能
住友不動産の注文住宅は、すべて耐震性能最高ランクの耐震等級3が標準装備です。
耐震等級は1~3とランクがあり、一般住宅は建築基準法による最低限の規定で耐震等級1と扱われています。
高い耐震性能を確保する為、採用している技術は以下の通リです。
制振ダンパーが標準装備に含まれている
他社では優良オプションになるケースが多い、「制震ダンパー」を標準搭載(ウッドパネル工法のみ)しているところも魅力の一つです。
制振ダンパーとは、地震の揺れを吸収する効果があり、家具の転倒防止や柱や梁など建物の構造接合部にかかる負担を低減し損傷を防ぎます。
繰り返し地震が起きても特にメンテナンスを必要なく普段通リ生活することができます。
基礎はべた基礎を採用している。
基礎とは、建物を支える土台となる部分のことで、耐震や耐久性能に大きく影響します。
そのため、建てた後では変更がきかない為事前に特徴や工法の違いについてチェックしておきたい項目と言えるでしょう。
一戸建ての住宅基礎の殆どは、「べた基礎」若しくは「布基礎」が採用されていますが、住友不動産は基本的に「べた基礎」を採用しています。
べた基礎は、布基礎と違い建物の荷重を底板全体で受け止めて地盤に伝達する構造です。
その特徴から、地盤が軟弱な土地でも地盤を補強をする必要がなく、基礎のみで建物を支えることができます。
一般的なべた基礎の立ち上がり幅は「120㎜以上」とされていますが、住友不動産の立ち上がり幅は標準で「150㎜」が確保されています。
また、地盤を補強する工事の手間が省ける分(2階建て木造住宅30坪当り約90~240万円)価格を安くできることが最大のメリットです。
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地盤改良30坪当たりの費用相場と軟弱地盤の可能性が高い土地とは?
注文住宅一棟ごとに構造計算を行い安全性を確認している。
住友不動産では注文住宅一棟ごとに緻密な構造計算を行い、耐力壁の数・配置のバランスを適切に設定することで全棟で耐震等級3を実現しています。
通常、2階建て以下の小規模な一戸建て住宅は建築基準法による仕様規定を満たしていれば、構造計算書は作成する義務はありません。
そのため、依頼する会社の方針によって構造計算を行っていない会社もあります。
高強度の耐力壁「パワーパネル」が標準装備
先ほど構造(工法)についてご説明した「ウッドパネル工法」では、強度の高い耐力壁「パワーパネル」が標準装備に含まれています。
一般的な木造住宅の壁強度と比較した表は以下の通リです。
比較項目 | 一般的な木造住宅 | 住友不動産の木造注文住宅 |
筋交い耐力壁 | 壁倍率は「2.0倍」 | パワーパネル内周部の壁倍率は「11.1倍」、外周部の壁倍率は「13.4倍」と一般住宅と比べて5倍以上の高強度。 |
パーティクルボード | 建築基準法では壁倍率は「2.9倍」 | 高強度パーティクルボードは実大実験で規定数値を大きく上回る壁倍率は「4.46倍」をマークしている。 |
上記の通リ、壁の強度が高い耐力壁を採用することで、壁の数自体を少なくすることが可能となります。
また、パワーパネルを採用することで大開口の窓の設置や間口の広い部屋にも実現可能となります。
2×4、2×6(枠組み壁工法)ではSPW構法を採用
柱や梁、筋交いなどで地震力を受け止める「在来工法」とは違い、床、壁、天井を面全体で受け止めることから建物のねじれやゆがみが起きにくい「2×4、2×6(枠組み壁工法)」を採用しています。
住友不動産のツーバイ工法はさらに壁の下地に外壁パネル1枚壁を加えた「スーパーパワーウォール(SPW)構法」を採用しており、外壁の耐震性をおよそ30%アップさせています。
気密性・断熱性
住友不動産の省エネ技術は以下の方法を採用することによって断熱性能を確保しています。
・建物の工法は、在来工法に比べて隙間が生じにくい「2×4、2×6(枠組み壁工法)」を採用することで気密性を確保している。
・断熱材は、基本的に高性能グラスウールを採用している。
・窓は、断熱性能が高い「アルゴンガス入りLow-Eトリプルガラス」、「樹脂サッシ」を採用している
住友不動産は、先ほど説明した2×4、2×6工法、ウッドパネル工法それぞれ仕様・断熱性能が以下の通リ異なります。
2×4工法 外壁:高性能グラスウール(89mm厚) 天井:高性能グラスウール(210mm厚) 床下:高性能グラスウール(80mm厚)ガラス:アルゴンガス入りLow-Eトリプルガラスサッシ:樹脂サッシ 建物の断熱性能 UA値:0.46W/㎡・kC値は非公表 |
2×6工法 外壁:高性能グラスウール(140mm厚) 天井:高性能グラスウール(210mm厚) 床下:高性能グラスウール(80mm厚)ガラス:アルゴンガス入りLow-Eトリプルガラス サッシ:樹脂サッシ 建物の断熱性能 UA値:0.37W/㎡・kC値は非公表 |
ウッドパネル工法
外壁:高性能グラスウール(105mm厚) ガラス:アルゴンガス入りLow-Eトリプルガラス サッシ:樹脂サッシ 建物の断熱性能 UA値:0.39W/㎡・k C値は非公表 |
UA値とは、家の内外の温度差がある場合にどれだけ熱が損失するのかを数値化した値のことで、数値が小さい程熱損失が小さいことを示しています。
しかし、C値については公表されておらず希望した住宅の間取りや施工会社の腕のレベルによって大きく左右されます。
C値とは、建物の隙間面積を数値化したもので、数値が低い程気密性能が高いことを示します。(一般的には1.0以下であれば断熱に影響はないと言われている。)
建物の隙間が大きいと、音が外に漏れたり、隙間風が内部に入ったりして防音性や断熱性能が低下します。
断熱性能や防音性能にこだわりがある方は、契約前の条件として引き渡し前に気密試験を行いC値を1.0以下になるよう条件をつけておくこともお勧めです。
窓ガラスには「アルゴンガス入り:Low-Eトリプルガラス」を採用し、窓サッシには「樹脂サッシ」を採用しています。
トリプルガラスは文字通り、ガラスを3枚組にしたもので2つの中空層があるため非常に断熱性能が高いものとなります。
トリプルガラスの断熱性能を表す熱貫流率U値は0.90W/㎡Kとなり、これは一般的なペアガラスアルミサッシ(4.65W/㎡K)のおよそ5倍の断熱性能となります。
また樹脂サッシはアルミ樹脂複合サッシよりも断熱性能が優れています。
窓断熱性能は非常に優れていると言えます。
省エネ住宅ZEH
住友不動産の住宅はZEH基準をクリアしています。
また、ZEH基準をクリアした住宅は申請することで補助金がもらえます。
補助金について合わせて知りたい人は以下の記事も参考にしてみてください。
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新築住宅補助金【2020年版】優遇制度や申請、対象物件とは?
保証期間とアフターメンテンス
住友不動産のアフターメンテナンスは、建物引き渡しから3ヶ月、1年後、2年後、10年ごとに無料定期点検や診断を行います。
10年以降は住友不動産が必要と認めた有償メンテナンス工事を受けることで保証が10年ごとに延長され、最大60年間保証されます。
保証期間やアフターサービスは、主に以下の項目が挙げられます。
・構造躯体(柱・壁・基礎など)は引渡しから10年保証(最長60年間)
・防蟻処理・住宅設備機器は10年保証。(最長60年間※)
※防蟻については一部地域において10年目以降、5年ごとの保証となり、保証延長を行うためには5年ごとの防蟻処理が必要となります。
住友不動産の外壁材と屋根材
屋根と外壁はデザイン以外にも建物の強度や耐震・耐久性に関わる重要な要素でもあります。
住友不動産の注文住宅は以下の材料を採用することができます。
外壁材は、サイディング・タイル・吹き付け外壁など一般的な外壁はほぼ全て採用することが可能です。
また、100%無機塗装のセラミックコートが施され、紫外線をカットして色あせ・日焼け・劣化を抑えた「高耐候外壁材」を採用することが可能。
高耐候外壁材は、30年の長期にわたる高耐久性でメンテナンスの手間・コストを大幅に低減可能。
屋根材は、標準装備で「スレート屋根(コロニアルグラッサ)」を採用している。
スレート屋根(コロニアルグラッサ)は、一般的なスレート屋根材より耐久性が高く、30年間はメンテナンス不要と言われている。
他にも瓦屋根や金属屋根なども採用することは可能です。
住友不動産の評判と特徴のまとめ
これまで住友不動産の評判や評価・特徴など全体的にまとめると以下の通りです。
評価・評判
- 耐震性能は最高ランクの耐震等級3を確保しかつ制振ダンパーが標準装備に含まれている。
- 内装のグレードが高く断熱性・気密性が共に良い。
- グレードの割には価格が安い。
- 標準仕様は設備や内装のグレードが高い。
- デザイン性が高くかつ防犯にも優れた強化ガラスを使用した「ガラスマリオン」「ガラススクリーン」を採用している。
- ツーバイフォー(枠組み壁工法)は遮音性能にも優れている。
- リフォームや土地探しも任せられる
住友不動産で家を建てた方が良い人の特徴
- 耐震性能が高い家に住みたい人
- 断熱性能の高い家に住みたい人
- 高級マンションに採用されている設備や内装を希望している人
- そこそこ資金に余裕がある人
- 土地探しの情報や建売住宅なども含めて検討したい人
- デザインや防犯性能が高い「ガラスマリオン」「ガラススクリーン」を希望している人。
家づくりの際は、あらかじめ条件整理をし候補となる施工会社を複数社比較・検討するのがおすすめです。
複数社の間取りや見積比較をするなら無料で一括見積りサービス「 タウンライフ家づくり 」を利用するのが便利です。
これから家作りを計画する方で希望した間取り図や工事費用を事前に知りたい人は活用しても損は無いと思いますので、興味がある方は活用してみてください。
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