長期優良住宅とは?
長期優良住宅とは、長く安心・快適に暮らせる状態で使用する目的の為、以下の住宅性能評価制度基準をクリアした認定住宅のことをいいます。
認定基準項目一覧
- 劣化対策:数世代にわたり住むことができる構造躯体をしているか。
- 耐震性:強い地震に対し、損傷レベルを低減する耐震性を有しているか。
- 可変性;ライススタイルの変化に対応できる措置が講じられているか。
- 維持管理及び更新の容易性:耐用年数が短い内装や設備に関し、維持管理が容易に行える措置が講じられているか。
- 省エネルギー対策:断熱性能や省エネルギー性能の確保がされているか。
- 住戸面積:良好な居住水準を確保するための規模を有しているか。
- 居住環境への配慮:良好な景観、地域の居住環境の維持及び向上に配慮されているか。
- 維持保全計画:将来を見据えた定期的な点検補修等の計画策定がなされているか。
上記の基準を満たしているか、国が認可した「登録住宅性能評価機関」に認められ、「適合証の交付」を受けたのち「所管行政庁」に届け出をすることで認定通知書の交付を受けられます。
長期優良住宅のメリット
長期優良住宅は一般的な住宅に比べて、バリアフリー、耐震性、省エネルギー性、維持管理などの様々な条件を満たす必要がある為、建物全体の性能が高くなるのが大きなメリットです。
また、認定を受けることで建物以外にも以下のメリットが挙げられます。
- 住宅ローン:一般住宅よりも控除対象限度額が最高1,000万円優遇
- 不動産取得税:一般住宅よりも控除額が100万円優遇
- 登録免許税①:一般住宅よりも税率(保存登記)が0.05%優遇
- 登録免許税②:一般住宅よりも税率(移転登記・戸建て)が0.1%優遇
- 固定資産税:一般住宅よりも減税措置の適用期間(戸建て)が2年長く優遇
- 住宅ローン:フラット35の金利優遇を受けられる。借入金利を当初10年間にわたり「年0.25%」下げることができる
長期優良住宅のデメリット
長期優良住宅はメリットだけではありません。
認定の基準をクリアするために以下のデメリットも挙げられます。
- 審査や手続き・色々な基準を考慮しながら設計をする為、一般住宅に比べて間取り制限、設計期間も長くなる分費用がかかる。
- 申請時に5~6万円程度の費用がかかる
- 建築費用が高くなることがある。
- 引き渡し後の維持管理や点検でコストがかかる可能性がある。
手続きは代行してくれるハウスメーカーもありますが、別途請求を受けることがあります。
もちろん自分で手続きはできますが、非常に大変なので注意してください。
しかし、「認定通知証」を第三者機関から発行されるので、建物自体の性能は書面で確認できることから資産価値が上がり売却する際には有利といえます。
どのハウスメーカーでも長期優良住宅の設計条件を満たしているわけではなく、取り扱っている商品によっても対応可能かどうか判断も異なります。
ローコスト住宅を専門に扱っているハウスメーカーで建物自体の品質や性能が劣っているか確認できない人は、購入条件に長期優良住宅の認定を加えることをお勧めします。
長期優良住宅の実績があるハウスメーカー全40社紹介と坪単価
以下のハウスメーカーは、現在対応している商品又は過去に実績が有るかどうかを会社のHP・カタログ、口コミ情報など独自に調査した結果を坪単価が高い順に紹介しています。
坪単価(本体価格のみ)、調査方法も同様なので、目安として判断してください。
会社名 | 坪単価 | 実績のある工法 |
スウェーデンハウス | 75~100万円 |
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へーベルハウス | 75~100万円 |
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住友林業 | 75~100万円 |
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三井ホーム | 70~100万円 |
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積水ハウス | 70~100万円 |
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三菱地所ホーム | 70~100万円 |
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東宝ホーム | 70~100万円 |
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大和ハウス | 55~95万円 |
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大成建設ハウジング | 75~90万円 |
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セキスイハイム | 65~85万円 |
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パナソニックホームズ | 70~80万円 |
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一条工務店 | 65~80万円 |
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住友不動産 | 60~100万円 |
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ミサワホーム | 65~75万円 |
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トヨタホーム | 60~70万円 |
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土屋ホーム | 60~70万円 |
口コミ評判はこちら → 土屋ホームの評判 |
レスコハウス | 60~70万円 |
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サンヨーホームズ | 60~70万円 |
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木下工務店 | 40~70万円 |
口コミ評判はこちら → 木下工務店の評判 |
日本ハウスHD(ホールディングス) | 55~65万円 |
口コミ評判はこちら → 日本ハウスHDの評判 |
富士住建 | 45~65万円 |
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セルコホーム | 45~65万円 |
口コミ評判はこちら → セルコホームの評判 |
ロイヤルハウス | 45~65万円 |
口コミ評判はこちら → ロイヤルハウスの評判 |
アキュラホーム | 45~65万円 |
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ヤマダホームズ | 40~80万円 |
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住宅情報館 | 50~60万円 |
口コミ評判はこちら → 住宅情報館の評判 |
桧家住宅 | 50~60万円 |
口コミ評判はこちら → 桧家住宅の評判 |
ウィザースホーム | 50~60万円 |
口コミ評判はこちら → ウィザースホームの評判 |
アイ工務店 | 45~60万円 |
口コミ評判はこちら → アイ工務店の評判 |
GLホーム | 40~60万円 |
口コミ評判はこちら → GLホームの評判 |
ポラス | 40~60万円 |
口コミ評判はこちら → ポラスの評判 |
タクトホーム | 40~60万円 |
口コミ評判はこちら → タクトホームの評判 |
エースホーム | 40~60万円 |
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サイエンスホーム | 40~60万円 |
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クレバリーホーム | 40~60万円 |
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ユニバーサルホーム | 40~60万円 |
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レオハウス | 40~60万円 |
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アイフルホーム | 40~60万円 |
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アエラホーム | 40~50万円 |
口コミ評判はこちら → アエラホームの評判 |
イシンホーム | 40~60万円 |
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アイダ設計 | 35~55万円 |
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タマホーム | 35~50万円 |
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家づくりで失敗しない為のハウスメーカー選び方
どのハウスメーカーを選ぶかによって家づくりの成功率は70%程決まります。
自分にピッタリなハウスメーカーを選ぶ方法として以下に紹介した順序通りに実践することで効率よく比較や判断がしやすくなりますので参考にしてみてください。
ステップ1.自分が希望する条件を整理する
自分にピッタリなハウスメーカーを具体的に選ぶ為にはまず自分が希望する条件を整理する必要があります。
ハウスメーカーによって家づくりにそれぞれ力を入れている所が違いますので最低でも以下の条件は決めておく必要があります。
- 自分が購入できる予算限度(3000万円以下など)を決める
- 家の規模や広さ(延べ床面積で30坪以内など)
- 家の階数(平屋、2階建て、3階建てなど)
- 家の居住タイプ(2~4LDK、二世帯、賃貸併用住宅など)
- 家の工法(木造、鉄骨造、RC造など)
- 家の性能(耐震や断熱性能などランクなどの条件)
- 家を建てる場所や地域
上記の項目をそれぞれ整理しなければ家の間取りプランや商品の紹介もできません。
依頼をする前に必ず整理しておきましょう。
ステップ2.複数社から家の間取りプランや見積書を依頼する
ステップ1.で希望条件を整理した後は、条件が叶えられそうなハウスメーカーを複数社候補としてあげましょう。
複数社候補を挙げる必要がある理由は、家の価格相場や対応できる間取りプランを正確に把握し比較する為です。
冒頭で坪単価を紹介した通り、ハウスメーカーによって取り扱っている商品や工法が異なります。
同じ間取りプランを依頼した場合、見積り単価もそれぞれ違う価格になります。
例えばA社が3000万円、B社が2700万円、C社が2400万円など建設見積り費用を比較した結果、600万円も差額が生じることがあります。
一社ごとそれぞれ直接会社に訪問して見積り依頼又は打合せをして見積り比較する方法がありますが、それでは交通費や時間などの大幅な労力が必要です。
簡単に確認できる方法として、無料で一括見積りサービス「タウンライフ家づくり」を利用するのが便利です。
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タウンライフ家づくりは、全国600社以上の住宅ハウスメーカー・工務店の中から・見積り・オリジナル間取り図まで無料で一括請求できる便利なサービスです。
お勧めのポイント
- 自分が希望を形にした間取りプランを作成してくれる。
- 間取り条件に合せた「資金計画(総費用・見積り)」を取り寄せすることができる。
- 住宅メーカー独自のネット上に出回っていない「土地情報」を提案してくれる。
- 複数社比較・工夫することで数百万のコストダウンも実現可能。
- 自宅から一歩も出ず間取り図や見積書の資料を取り寄せできる。
第三者調査機関からも注文住宅分野では「顧客満足度1位」、「知人に勧めたいサービス1位」、「使いやすさ1位」の3冠取得している人気のサービスです。
申込利用方法について
申込方法の流れは以下の通リです。
- 建てたい場所やエリアを選択。
- 希望条件・連絡先を入力。
- 対応可能なハウスメーカー候補から間取り提案を受けたい会社を複数選択。
1.~3.それぞれ入力後ボタンを押して完了。
あとは、資料・間取り図・見積書が届くのを待つだけです。
その後、比較検討して気に入ったハウスメーカーと契約し家の設計から完成引き渡し後、入居するという流れとなります。
家づくりの成功の秘訣は業者選びでほぼ決まります。
後悔しないためにも比較検討することをお勧めします。
これから家作りを計画する方で希望した間取り図や工事費用を事前に知りたい人は活用しても損は無いと思いますので、興味がある方は活用してみてください。
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ステップ3.仮契約前に間取りプランや仕様条件を整理
ステップ2.で候補となるハウスメーカー複数社から間取りプランや見積書などをもらった後は、家の仕様条件やプラン内容を細かく比較するようにしましょう。
例えば、見積書に記載されている項目や価格、間取りのプラン内容、材料や性能に関する条件など細かくチェックし、修正があれば担当者に伝え整理しましょう。
家づくりで失敗するケースはこのプロセスを重要視せずうやむやの状態でハウスメーカーを選んでしまうことが原因です。
契約後に間取りプランを整理した結果、家を建てる材料の数量が変わり全体価格が増加してしまい予算オーバーの為契約を白紙に戻す事例もあります。
このような失敗をしない為にも契約前に細かく比較し整理するようにしましょう。
ステップ4.迷った時は担当する人との相性で判断する
どのハウスメーカー又は工務店でも同じことが言えますが、地域の各工務店や営業販売店に勤める社員の細かい教育まで行き届かず、担当者によって対応にバラツキがあるようです。
また、相性の良し悪しによって会社の評判や評価も人によってそれぞれ異なりますので、実際にコミュニケーションを取ってみて判断することも大切です。
家の性能や間取りプラン、価格が同じで比較する所がない場合は担当する人との相性で契約するハウスメーカーを選ぶ方が良いでしょう。
相性が良いと打合せやその後のアフターサービスもスムーズに進められますのでおすすめです。
注文住宅で失敗した人のほとんどが間違った施工会社に依頼してしまったと後悔しています。
しっかり他のハウスメーカー又は工務店の情報を集めて後悔のないよう判断できるようにしましょう。
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