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2023年8月9日

ゼロキューブの評判と標準仕様からわかる家を建てる前の注意点とは?

住宅メーカー
ゼロキューブHP引用

ゼロキューブを取り扱っている会社の基本情報

基本情報
会社名 BETSUDAI Inc. TOKYO
本社所在地 東京都港区南青山4-13-9 クレセントヒルズ2F
コスト(坪単価) 40~50万円
実績がある工法 木造のみ
対応事業 注文住宅、広報、営業活動、家具ブランドの運営など
営業拠点・施工エリア 全国(フランチャイズ方式によって全国165店舗の加盟店で対応)
許可・登録・免許 建設業許可やその他登録関係は各加盟店ごとに確認が必要。
住宅性能評価 依頼主から要望があれば、ZEH基準に対応した住宅も建てられる。
住居の性能の特徴
  • 外力を建物全体で受け止められるよう壁、床、天井、屋根の面で構成している箱型構造(2×4工法)を採用している。
  • 断熱性能Ua値の平均は0.46W/㎥・K。気密性能C値は0.99
安心・快適に力を入れているポイント
  • 低価格でおしゃれな家が建てられる。
  • こだわりに応じて性能を自由に調整できる。
  • 間取りプランは様々なライフスタイルに対応できるよう豊富に取り揃えている。
公式サイト https://lifelabel.jp/lineup/zero-cube

ゼロキューブは、BETSUDAI Inc. TOKYOが全国に展開する規格住宅ブランド「ライフレーベル」が提供している商品ラインナップのひとつです。

シンプルな箱型の外観が特徴で、要望に合わせて間取りやデザインの変更まで可能です。

一般的なハウスメーカーの平均坪単価が約80万円に対してゼロキューブは、坪単価が30~50万円程になっているため、低価格で住宅を建てられます。

また、「LIFE LABEL(ライフレーベル)」加盟店はFC(フランチャイズ)方式によって全国165店舗と販売営業や施工エリアに対応したローコスト住宅会社でもあります。

よく比較されるハウスメーカーは、「 タマホーム 、 アエラホーム  、アイフルホーム 、クレバリーホーム 、アキュラホーム 」などが挙げられます。

価格や性能を複数社比較する為には間取り図や見積り書の確認が必須条件です。

一社ごとにそれぞれ直接会社に訪問して見積り依頼又は打合せをして見積り比較する方法がありますが、それでは交通費や時間などの大幅な労力が必要です。

簡単に確認できる方法として、無料で一括見積りサービス「 タウンライフ家づくり 」を利用するのが便利です。

ゼロキューブで家を建てた方が良い人の特徴

ゼロキューブと相性が良い人の特徴は以下の通リです。

  • 低価格で建てたい人
  • シンプルな住宅を建てたい人
  • 耐震性に優れた住宅を建てたい人
  • おしゃれで住んでいて楽しくなるようなデザインを求めている人

上記の項目に多く該当している人程ゼロキューブと相性が良いでしょう。

ゼロキューブは、地域や条件によって異なりますが、1,000万円台からの施工も可能とした低価格でシンプルな住宅を建てたい人におすすめの商品です。

しかし、実際「外壁の劣化が凄まじい」「断熱材が薄そう」などのマイナスな面での評価もありましたのでメンテナンス費用を抑えたい人や、高断熱な住まいを求めている人は、注意が必要です。

そのため、価格以外の標準仕様の内容も他のハウスメーカーと比較した上で検討することをおすすめします。

ゼロキューブの評判と評価のまとめ

評判を含めた総合評価

担当者の評判や評価
ゼロキューブは価格が安かったので、夫は不安げな様子でしたが、モデルハウスを見学すると、間取りや開放感が気に入り、ゼロキューブに決めました。

工務店によるのかもしれないですが、間取りの自由度や設備も良く外観も内装もとてもオシャレでかっこいい印象です。

担当の工務店には色々と無理を言いましたが、完成した我が家を見ると、建てて良かったなと実感しています。

依頼する工務店によって仕様が違ったり施工の差が物凄くでます。

施主のわがままを聞いてくれるところもあるので、いい依頼先に出会えるかどうかが家づくりを大きく左右します。

こだわりをプラスしていく、分かりやすい仕組みはゼロキューブの良いところだと思います。

建物性能・間取りに関する評判や評価
あれこれオプションを追加していたら結局他社で家を建てるのと変わらない価格になってしまった。

これならタマホームあたりで耐震性とか設備が豪華な家を建てた方が良かったのかもしれない。

ゼロキューブで家を建てるなら、あまりオプションを付けずに、ベーシックモデルのままで購入するのが一番コスパ良いと思う。

ただ、断熱材だけは増やした方が良いよ。これをケチると後から後悔するかもね。

 最低限の設備しかないとはいえ本体1000万円ってのが、結構すげーなぁっていつも思います。

まぁ7.28×7.28の間取りならできなくもないかと。

今はどうかわかりませんが昔、ゼロキューブの矩計図みたとき、えらい断熱材薄いけど大丈夫かよこれって思ったことありますね。

あくまで個人的感想ですが一度確認してみて判断した方が良いと思います。

大きくは言えないですけど、1000万表記のゼロキューブはローン経費とか込み込み1500万がスタートになります。

ファサードが板金ですけど、他3面はサイディングです。

若い方やローコストがいい方でも見た目重視な方はそうなるんでしょうかね。

それでも安いとおもいますが入居後のゼロキューブの外壁の劣化など耐久性には気を付けた方が良いと思います。

ゼロキューブは、耐震性が高い点がメリットです。

ゼロキューブの全モデルにツーバイ工法を採用しているため、安心した住まいを実現できます。

ツーバイ工法とは、柱や梁の代わりに壁、床、天井、屋根の面で構成しており、箱型の六面体構造にしている工法です。

木造軸組工法と比べて地震などで発生する外力を建物全体で受け止められるため、建物の全半壊を防げます。

土地は元々あったので、付帯工事込みで1500万円以下で建てる事が出来ました。

大手で建てる半分のお値段ですし、これなら住宅ローンも重荷にならないです。

もし20年後、30年後に家が壊れるようならもう一度建てなおしをするのもアリだと思っています。

子供が自立するタイミングで平屋建てにするか、なんて夫と話もしています。

家の価格が安いから出来る話だと思っていますし、このスタンスの軽さも、価格の安さもデザインも、本当に私達夫婦にちょうどいい家だと思います。

入居後に関する評判や評価
自分の確認不足もあるが、完成・引き渡し後に照明やエアコンがついていないことに気がつきました。

今思えば安い分、必要な設備がすべてそろっているかはしっかり確認すべきだったと感じました。

また、ガルバリウム外壁は雨の音が結構気になるのと寒冷地仕様なので断熱性能に期待していましたが、やはり吹き抜けは暖房の効きが悪いので、失敗だったかなと思いました。

確かに断熱性や遮音性はあまり良くないとは思いますが、それでも以前に住んでいた賃貸アパートよりは断然良いですし、我が家はとても満足しています。

ローコストで家を建てられたので、大満足です。

オプションで部屋の数を増やしましたが、それでも予算をオーバーすることはありませんでした。

価格がわかりやすいことも安心ポイントです。

すでに築3年ですが未だに「おしゃれな家だな」と誇らしくなります。

レオハウスと比較しましたが、やはり四角い家のデザインが魅力的だったのでゼロキューブ加盟の工務店さんにお願いしました。

過剰な設備が付いている訳ではなく、それでも普通に暮らして行くのに十分な必要最低限のものは備わっています。

感覚としては建売以上、注文住宅以下です。

でも私達夫婦は世帯年収も高くはありませんし、身の丈に合った家を選びました。

住み心地は普通ですが、満足しています。

ゼロキューブの評判を見ると、とにかく価格の安さとデザイン性の高さに惹かれた方が多く、概ね満足されている方が多く感じました。

価格を安くできる工夫の一つとしてはフランチャイズ経営により、工務店との中間マージンを削減しています。

工務店はBETSUDAI Inc. TOKYOと契約上の結びつきはあるものの、直接施工に関わるわけではない為加盟店ごとで担当者の対応、施工品質やサービス内容に違いが出てしまいます。

どのハウスメーカー又は工務店でも同じことが言えますが、地域の各工務店や営業販売店に勤める社員の細かい教育まで行き届かず、担当者によって対応にバラツキがあることはよくあることです。

一番の解決方法は、依頼主自身も家づくりに関する必要な知識を付けたり、条件整理をまとめ担当者にわかりやすく伝える努力が成功するポイントです。

また、相性の良し悪しによって会社の評判や評価も人によってそれぞれ異なりますので、実際にコミュニケーションを取ってみて判断することも大切です。

ゼロキューブ住宅を購入するメリットとは?

冒頭でゼロキューブの評判や評価と独自に調査した内容をまとめると以下のメリットが挙げられます。

  • 低価格でおしゃれな家が建てられる。
  • デザインの種類やプランから自分の好みのタイプを選べる。
  • 狭小地にも対応した商品も取り揃えている。
  • 柱や梁で家全体を支える木造軸組工法と比べて、外力を建物全体で受け止められるよう壁、床、天井、屋根の面で構成している六面体箱型構造(2×4工法)を採用している。

ゼロキューブは、低価格で建てられる点がメリットです。ゼロキューブは、坪単価が30~50万円程となっており、地域によって異なりますが、本体費用を1,000万円台に抑えることが可能です。

そのため、間取りの変更や、オプションの追加を行った場合でも、建売住宅と同じ価格帯で建てられる点がゼロキューブの最大のメリットと言えます。

また、ゼロキューブは、箱型の個性的な外観デザインが特徴です。

シンプルかつ斬新なデザインながらも、豊富なバリエーションから選べるため、自分のこだわりに合わせてデザインの変更が可能です。

ゼロキューブの標準仕様の内訳と住宅商品の紹介

ゼロキューブを始めとしたライフレーベルが手掛ける住まいは全て「規格住宅」をベースとしています。

ゼロから設計していく完全自由設計の注文住宅に比べると、設計の自由度こそ劣りますが、その分価格を抑える事が出来るといったメリット面も大きいです。

しかも主力商品の「ゼロキューブ」の場合、「+FUN」というオプションを利用する事である程度の間取りの変更は可能ですし、施主支給の住宅設備を採用する事も可能です。

イチから全てを創り上げて行く訳ではありませんが、マイホームを作る楽しさは注文住宅と同じように楽しめると思います。

主に取り扱っている注文住宅一覧表

ゼロキューブは、デザインや特徴が異なった以下の8種類の商品が用意されています
商品名 特徴 坪単価
ZERO-CUBE
  • ライフレーベルの主力商品でキューブ型の住宅
  • シンプルな外観に暮らしやすい間取りのベースプランに豊富な+FUNのオプションでカスタマイズを行うスタンダードハウス
  • ガルバリウム鋼板の屋根材と外壁、リビングがお洒落になる対面キッチン等も標準装備
40~50万円
ZERO-CUBEFREAK’S
  • フリークスハウスとのコラボ住宅
  • 内と外を緩やかに繋ぐウッドデッキ
  • アメリカンな雰囲気を味わえる軒のあるキッチン、板張りのアクセントウォールなど個性的なデザインが多く採用している
50~55万円
ZERO-CUBE TOOLS
  • 内装建材やリノベーションサービスなどを展開するtoolboxとのコラボ住宅
  • 屋上の開放的なバルコニー
  • 自作のアイデアを表現できる壁を配したり、趣味に集中できる空間をプラスすることが可能
  • DIYが好きな方にオススメのプラン
55~60万円
ZERO-CUBE-WAREHOUS
  • カリフォルニア工務店とのコラボ住宅
  • カジュアルなデザインで倉庫のような大空間イメージさせる大空間リビングのあるプラン
  • フロアの半分を占める大きな吹き抜けと、煉瓦の内装壁にアイアンむき出しの階段などで若者に人気
55~60万円
ZERO-CUBE MALIBU
  • カリフォルニア工務店とのコラボ住宅
  • 西海岸の風を感じる家
  • 1階正面は大開口から繋がるウッドデッキが配してあり、リビングの壁はヘリンボーンの木目がお洒落
  • お洒落なサーフショップのような家に住んでみたい方にオススメのプラン
55~65万円
ZERO-CUBE STEP FLOOR
  • 基本のゼロキューブに、スキップフロアを追加したタイプ
  • 広く明るいモダンな雰囲気
40~60万円
ZERO-CUBE KAI
  • 建物の真ん中に庭をレイアウトと吹き抜けによる開放感
  • 基本のタイプの他に、外壁をコンクリート打放風にした「ACT2 CUSTOM」と、平屋タイプの「ACT1」の合計3タイプが用意されている。
55~60万円
ZERO-CUBE MINI
  • 「ZERO-CUBE+FUN」の狭小地対応のデザイン住宅
  • 狭小地を感じさせず、無駄を削ぎ落したデザインになっており、どんな土地にもフィットできるようなプラン
40~50万円

※上記の商品はFC加盟店(工務店)によって取り扱っている商品が若干異なりますので注意してください。

※現在はウッドショックの影響や世界情勢などの影響により、住宅部材の価格が不安定な状況です。

上記は2020年時点で公表されていた価格設定であり、現在はゼロキューブの基本シリーズは「本体価格1100万円~」に変更されました。他のシリーズに関しても相応に価格が上昇しています。

ゼロキューブの坪単価は40~50万円万円程度(建物本体価格)です。

基本的な仕様は同じですが、建物本体価格以外にも、外構工事・その他別途工事・諸経費などオプションによって価格は異なります。

また、坪単価は商品ごとに異なる点はありますが、一般的に住宅価格から2〜3割程度加算した価格が建築総額となり実際にかかる費用といえます。

坪数 本体価格 建築総額
20坪程度 800万円~1,000万円 1,000万円~1,300万円
25坪程度 1,000万円~1,250万円 1,250万円~1,625万円
30坪程度 1,200万円~1,500万円 1,500万円~1,950万円

これらの相場額、間取りの提案力を細かく確認する為にも、他のハウスメーカーも見積りや間取り図をもらい比較することをお勧めします。

よく比較されるハウスメーカーは、「 タマホーム 、 アエラホーム  、アイフルホーム 、クレバリーホーム 、アキュラホーム 」などが挙げられます。

注文住宅で失敗した人のほとんどが間違った施工会社に依頼してしまったと後悔しています。

しっかり他のハウスメーカー又は工務店の情報を集めて後悔のないよう判断できるようにしましょう。

複数社の間取りや見積比較をするなら無料で一括見積りサービス「 タウンライフ家づくり 」を利用するのが便利です。

他のハウスメーカーとの比較ポイント

他のハウスメーカーの商品とゼロキューブを比較する時に、見るべきポイントは次の通りです。

  • 耐震性
  • 断熱性、気密性
  • 省エネ性
  • コスト
  • 収納スペース

特に耐震性は、命に関わる部分ですので、予算をケチってはいけない部分です!

ゼロキューブの耐震性は、法定基準を満たしてはいますが、この部分に関してはより慎重にこだわった方がいいです。

また、断熱性や気密性は生活空間を快適にするのと共に、住宅の寿命にも影響する部分となるので、耐震性に次いで重要なポイントといえます。

省エネ性や建築コストに関しては、今後のローン支払いに影響してくる部分ですので、ここもよく精査した方がいいでしょう。

ゼロキューブは、内容にこだわってオプションを追加していくと予算が高くなり、標準仕様のままだと性能的に物足りない感じになるという意見がありましたので、その点を考慮してプランを組み合わせた方がいいです。

標準仕様内訳

ゼロキューブの標準仕様について、機能性・特徴を以下の通リ紹介します。

構造・工法
  • 2×4工法(一部のエリアでは木造軸組構法が採用されている加盟店有)※

※加盟店によっては最高等級である耐震等級3も実現可能

基礎
  • べた基礎
外壁
  • サイディング3面とガルバリウム1面の上、ニスクカラー塗装仕上げ

※ニスクカラー壁用色の塗膜には、表層の親水化によるセルフクリー ニング(雨筋汚染の防止)機能を標準としている。

屋根
  • ガルバリウム鋼板(幅約34㎝、板厚0.8㎜)の上、ニスクカラー塗装仕上げ

※ニスクカラーの塗装膜には高い耐候性を備え、色褪せを防ぐ効果に加えて遮熱顔料を配合し日差しによる塗装鋼板表面の温度上昇を抑えます。

断熱
  • 外壁:旭ファイバーグラス/アクリアマット90mm
  • 天井:旭ファイバーグラス/アクリアマット155mm
  • 床下:MSフォーム 43mm

※オプションでグレードの高い他の商品を取り入れることも可能。

全国展開しているフランチャイズブランドですが、使用する断熱材に関しては各加盟店が自由に決める事が出来る為、統一されておりません。

そのため断熱材の増量、寒冷地仕様の変更、または窓断熱の強化などは担当者との確認や検討が必要です。

外部建具
  • YKKapの製品を採用
ガラス
  • Low-E複層ガラス(アルゴンガス入り)
サッシ
  • 樹脂サッシ
内部建具
  • ダイケンの製品を採用
内部仕様
  • 床は天然木床材(ダイケンのフォレスティア JM/JA製品)を採用
  • 壁や天井はビニールクロス
内部設備
  • キッチンは、LIXILのASという商品(幅2.4m、高さ85~90㎝)を採用。
  • トイレは、LIXILのベーシアという商品を採用。
  • 浴室はLIXILのアライズ「サイズは縦横1616mm✕1616mm)」
  • 洗面台は、LIXILのピアラという商品を採用。
オプション工事 付帯設備(床暖房)、空調(エアコン)、照明、外構、カーテン
こだわりのポイント
  • 低価格でも豊富な種類やプランから自分の好みのタイプを選べておしゃれな家が建てられる。
  • 狭小地にも対応した商品も取り揃えている。

追加オプション例(ZERO-CUBE FUN)

ひとつの例として、「ZERO-CUBE FUN(ゼロキューブ ファン)」の追加オプションを見てみましょう!

オプション名 説明 追加価格
+BOX 1階に1部屋プラス 200万円~
+BOX2 2部屋プラス 300万円~
+SKYBALCONY 屋上バルコニーをプラス 300万円~
+BOX SKYBALCONY 屋上バルコニーと1部屋プラス 500万円~
+GARAGE ガレージをプラス 400万円~
+INNER GARAGE ビルトインガレージ 400万円~
+STORAGE 中2階の大型収納空間 200万円~
+PENTHOUSE 屋上を眺めるペントハウス 400万円~
+LOHAS 屋上をグレードアップ 70万円~
+ECO 太陽光発電システム 200万円~
+ECO AIR+無添加 快適な空調や無垢材をプラス

このように、オプションを追加することで1000万円の家が2000万円にも3000万円にもなっていきます。

ゼロキューブとはベーシックモデルの価格は安いけれども、オプション追加が必須な商品だと思いました。

オプションを希望通りに追加できる予算が十分にあれば、やめたほうがいいと言われているようなことは、解決できるでしょう。

ゼロキューブで家を建てる前の注意点

評判内容を見る限り、契約前に注意する所は以下の項目が挙げられます。

耐震性能は不明確

日本は地震大国なので、耐震性能は非常に重要な項目です。

耐震性能を表す基準として「耐震等級」がありますが、これは工務店によって「耐震等級2相当」や「耐震等級3相当」だったりで、表記にバラつきがあります。

耐震等級は取得する為には構造計算を行ったり、第三者機関に審査をして貰う必要があったり、少なからず費用が掛かります。

ゼロキューブはそういったコストを削減して価格を抑えているので、正式に耐震等級は取得していないと考えた方が良いでしょう。

施主としてはちょっと不安に感じる部分かもしれませんが、基本的に木造2×4工法は耐震性能に優れた工法として認知されていますので、安心して良いのではないでしょうか。

というのも、日本ツーバイフォー建築協会は2016年に発生した熊本地震において、木造2×4工法の住宅は全壊や半壊が無かった事を公表しています。

熊本地震は2度も「震度7」の地震がありましたが、大きな被害が出なかった事から、木造2×4工法は地震に非常に強い性能がある事が判ります。

以上の事から、ゼロキューブは「木造2×4工法」を採用している工務店であれば、一定水準以上の耐震性能は有しているものと考えて良さそうです。

もし、どうしても耐震等級が気になる方は費用を出せば耐震等級を取得する事も可能なので、希望の方は加盟の工務店で確認するようにしましょう。

合わせて知っておきたい耐震性能に関する記事はこちら↓

耐震等級3のハウスメーカーは何社ある?免震・制振の違いとは?

吹き抜けや屋根裏部分は断熱対策を強化する必要がある

リビングが吹き抜けのため、暖房がなかなか効かないという意見が多々ありました。

寒冷地仕様でベーシックモデルがプラス200万円だったにもかかわらず、吹き抜けは暖房の効きが悪いという人もいました。

吹き抜けがゼロキューブ住宅の特徴でありながら、室温調整に対してはデメリットになっているということですね。

ゼロキューブは屋根裏がないもしくは小さい構造になっているので、2階は夏場の暑い空気が篭り易いようです。

しかし、反対に満足しているという意見もあったので確認してみると、断熱材を増量や、窓をトリプルガラスにしたり、床暖房など弱点をオプション補っていることがわかりました。

ただしその場合、ローコスト住宅なのに、オプションを追加してローコストにならなかったという意見もありましたので他のハウスメーカーとの比較が必要です。

フランチャイズなので各加盟店によって施工品質にムラが出る

フランチャイズのデメリットは、各加盟店が営業している為、契約する店によっては施工の品質にムラが出る可能性がある点です。

このようなデメリットをあらかじめ防ぐ方法として、依頼主自身も建築に関する知識をつけてこだわりたい部分など明確に伝えられるよう担当者とコミュニケーションをとる必要があります。

例えば施工性を良くしたい場合は以下の交渉をして担当者の反応を見て判断することもお勧めです。

  • オプションで気密工事と測定をやって頂くようお願いし、気密測定の合格基準であるC値の数値を1.0以下にするよう要求する。
  • 値引き要求はしない代わりに良い職人(大工)を付けるようにお願いする。
  • 引き渡しまでの工期を短くせず余裕を持たせた日数にする。
  • 建設期間中に発生したトラブルや損害についての対応を明確にし、お互いに合意してから契約をする。

上記の交渉内容項目でC値について説明します。

C値とは、建物の隙間面積を数値化したもので、数値が低い程気密性能が高いことを示します。(一般的には1.0/㎡以下であれば断熱に影響はないと言われている。

木造又は鉄骨造の工法の場合、どうしても柱や梁・壁などの接合部に隙間が発生する為、大工や施工業者の腕のレベルによって大きく左右されます。

また、建物の隙間が大きいと、強風などで内部に雨水が侵入しやすくなり断熱性能だけでなく耐久性能も下がることで構造の劣化が早く耐震性能にも影響します。

このような問題が起こらないように、あらかじめ契約前の条件として引き渡し前に気密試験を行いC値を1.0以下になるよう条件をつけて対応できるどうか確認しておくこともお勧めです。

担当者の対応に不満がある場合、理由を説明し申し出れば変更してくれるケースもありますので建てる前に確認してみましょう。

建てる地域の口コミを調べたり、依頼する店舗に自分で足を運んで担当者の対応を確認したりしておきましょう。

時間をかけてでも、契約前に交渉を行い納得してから進めることが大切です。

合わせて知っておきたい関連記事はこちら ↓

注文住宅の契約の流れと契約前にやっておくべき7つの条件

標準仕様だと収納が少ない

標準仕様の間取りを見ればわかるのですが、収納が少ないです。

標準仕様で建てたら、収納が少なかったと後悔されている声がありました。

そのため、間取りの変更やオプションの+BOXで1部屋追加するなどすれば解決はできます。

+BOXとは、オプションで1階に1部屋をプラスするというもの。

または、敷地内に余裕があれば、物置きを設置する方法もありだと思います。

保証年数が短い

ゼロキューブは、「品確法」で義務付けられた10年までしか保証を行っていません。

他ハウスメーカーと比べるとゼロキューブの保証年数は10年間となっており、延長保証もできません

またゼロキューブはフランチャイズ加盟の工務店が契約・施工を行いますので、小さい工務店の場合は倒産してしまうリスクもあります。

その為、契約前に担当者と事前に以下の保証期間内容を確認しておくことをおすすめします。

  • 各地域の販売店もしくは本社などいざというときに誰が保証について対応してくれるか。
  • 保証書による書面で確認できるか。
  • 地盤沈下の保証内容について

ちなみに他のフランチャイズシステムを採用しているハウスメーカーでは、加盟店が万が一倒産した場合、メーカー側が責任を持って完成引き渡しする保証システムで対応している会社もあります。

その為、建物の引き渡し前に契約した工務店が倒産をしたとしてもメーカー側が引き継ぎを行ってくれるのでその点は安心できます。

事前に必ずリスク面を確認するようにしましょう。

値引き交渉について

ゼロキューブは本体価格1000万円(現在は1100万円)からの価格設定からも判るように、超ローコスト住宅です。

また本体価格やカスタマイズの追加費用も全て公開しているように、基本的に明朗会計です。

基本的には値引き交渉は難しい会社と考えた方が良いかもしれませんが、交渉のやり方やタイミングによっては以下の例ように成功するケースが有るようです。

値引きのコツその1. 契約前の1度だけ

これは全てのハウスメーカーでも同じですが、基本的には値引き交渉はとっておきの一度だけにすべきです。

契約前に小刻みに値引き交渉を行うと、営業マンも本気で取りあってくれなくなります。

値引き交渉を行うのは一度きり、本契約の判を押すか押さないかの一度きりの交渉が一番効果的です。

このタイミングだけは遠慮無用で、少し大胆にお願いをしてみる事をおすすめします。

値引きのコツ2. 競合他社と比較

商談をある程度まで進めたら、他社と競合する旨を伝えて営業マンに連絡をするのを控えましょう。

出来れば同価格帯のハウスメーカー3社以上の競合他社と比較をする事が大切です。

これは自動車の購入でもそうですが、基本的に高額な買い物は競合他社と競争させる事が、より安く購入するコツでもあります。

例えあなたが「ゼロキューブに決めた」と思っていても、必ず他のハウスメーカーや工務店と比較しておいた方が値引き交渉も有利に働きます。

担当の営業マンに他社と迷っている事を伝えるのは損は無いと思います。

営業マンとしても、ここまで商談が進んだお客を離したくないのが本音なので、例え営業マンから「他と競合しなくても限界まで値引きします」と言われたとしても、遠慮なく競合して下さい。

よく比較されるハウスメーカーは、「 タマホーム 、 アエラホーム  、アイフルホーム 、クレバリーホーム 、 アキュラホーム 」などが挙げられます。

価格や性能を複数社比較する為には間取り図や見積り書の確認が必須条件です。

一社ごとそれぞれ直接会社に訪問して見積り依頼又は打合せをして見積り比較する方法がありますが、それでは交通費や時間などの大幅な労力が必要です。

簡単に確認できる方法として、無料で一括見積りサービス「 タウンライフ家づくり 」を利用するのが便利です。
タウンライフ家づくりは、全国600社以上の住宅ハウスメーカー・工務店の中から・見積り・オリジナル間取り図まで無料で一括請求できる便利なサービスです。
第三者調査機関からも注文住宅分野では「顧客満足度1位」、「知人に勧めたいサービス1位」、「使いやすさ1位」の3冠取得している人気のサービスです。
これから家作りを計画する方で希望した間取り図や工事費用を事前に知りたい人は活用しても損は無いと思いますので、興味がある方は活用してみてください。

 

お勧めのポイント

  • 自分が希望を形にした間取りプランを作成してくれる。
  • 間取り条件に合せた「資金計画(総費用・見積り)」を取り寄せすることができる。
  • 住宅メーカー独自のネット上に出回っていない「土地情報」を提案してくれる。
  • 複数社比較・工夫することで数百万のコストダウンも実現可能。
  • 自宅から一歩も出ず間取り図や見積書の資料を取り寄せできる。

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