大成建設ハウジングの基本情報
基本情報 | ||
会社名 | 大成建設ハウジング | |
本社所在地 | 東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー19階 | |
コスト(坪単価) | 75~90万円 | |
実績がある工法 | 鉄筋コンクリート造 | |
対応事業 | 注文住宅、建売住宅、賃貸住宅、リフォーム、その他不動産業 | |
営業拠点・施工エリア | ほぼ全国(青森県、秋田県、岩手県、山形県、福島県、島根県、鳥取県を除く)
フランチャイズ店は富山県、石川県、広島県、岡山県、香川県、愛媛県、高知県、徳島県のみ(他は各地に支店又は営業所有) |
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許可・登録・免許 |
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住宅性能評価 | 長期優良住宅対応可 | |
住居の性能の特徴 | ZEH対応、断熱性能UA値0.60W/㎡・kを公表している。 | |
安心・快適に力を入れているポイント | あらゆる災害に強い家にする為、建物構造を鉄筋コンクリート造を採用している。
断熱材は性能が高い旭化成のネオマフォームを採用している。 外壁や屋根も耐久性が高いコンクリートなので、劣化による張替えの必要がない為メンテナンス費用を抑えられる。 |
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公式サイト | https://palcon.jp/skeleton/ |
大成建設ハウジングは、あらゆる災害から家を守る絶強の家がコンセプトの注文住宅会社です。
人気のパルコンシリーズは地震や災害につよいコンクリート住宅が特徴的で、外観デザインのラインナップも豊富にあります。
また実際にあった災害では、地震や津波などあらゆる災害から耐え抜いた実績があり、高い技術と性能を誇る、住宅メーカーです。
よく比較されるハウスメーカーとして、「三菱地所ホーム 、 ポラス 、 レスコハウス 」などが挙げられます。
注文住宅で失敗した人のほとんどが間違った施工会社に依頼してしまったと後悔しています。
しっかり他のハウスメーカー又は工務店の情報を集めて後悔のないよう判断できるようにしましょう。
複数社の間取りや見積比較をするなら無料で一括見積りサービス「 タウンライフ家づくり 」を利用するのが便利です。
大成建設ハウジングで家を建てた方が良い人の特徴
大成建設ハウジングと相性が良い人の特徴は以下の通リです。
- 予算に余裕がある人
- 外観デザインなどにこだわりがある人
- 防火や耐久性能の高い家に住みたい人
- 鉄筋コンクリート造住宅に住みたい人
- 災害に強い家に住みたい人
- 二世帯・三世帯住宅を検討している人
- 4階建ての家を建てたい人
大成建設ハウジングのパルコンは「災害に強い家を建てたい人」、「4階建てに興味がある人」におすすめです。
コストはかかりますが人気のパルコンシリーズ「パルコン」は最大震度7の阪神・淡路大震災でも全半壊の被害はゼロという実績もあり、安全性を重視する方にはお勧めのハウスメーカーです。
また、4階建ての住宅を建てられるハウスメーカーは限られております。
パルコンは4階部分を屋上として利用することができる為、屋上が使えれば、ガレージからアウトドアリビングまで限られた敷地を目いっぱい活用することができます。
階数が多いと階段の上り下りが大変に思われますが、1階から3階までホームエレベーターを設置することができます。
普段はエレベーターを利用して、3階から屋上に上がるときだけ階段を使うならば、4階建てにするハードルも下がりますよね。
ただし「価格を抑えた家づくりにしたい人」、「鉄筋コンクリートにこだわりがない人」には、木造住宅がおすすめです。
ローコスト住宅を取り扱っているハウスメーカーは豊富にありますので、興味がある方は以下の紹介記事も参考にしてみてください。↓
大成建設ハウジングの評判と評価のまとめ
評判を含めた総合評価
担当者の評判や評価 丁寧に対応していただき、アドバイスもきちんとしていただきました。 何より“自分に納得がいく住まいが出来た”というのが良かったですね。
家族がゆったり寛げて安心・快適な住まい心地です。
現在はどうかわかりませんが、殿様商売で敷居を高くして営業の程度が悪かったことです。 富裕層を相手に商売しているかわかりませんが、普通の格好では相手にされなかったです。
最初見学させていだいた時の営業の女性の方の説明対応がよかったのその日にここで建ることを決めました。 縦長で袋小路の土地の為、建てるにあたって思ったより小さくなりましたが、配水管とか洗面所を少し外側に広げて頂いたり、結構いろいろ要望を言うと設計を考えくださいました。
建物性能・間取りに関する評判や評価 木造には木造の良さがありますが、品質の面や大切な家族と安心して暮らしたいというが一番の希望条件でしたので大成建設ハウジングのパルコンを選びました。 パルコンは災害大国日本だからこそ生まれた素晴らしい住宅だと思います。
正直北欧レベルの断熱性能を求めるのであれば木造住宅の方がやり易いと思いますが今後の気候変動に耐えうる住まいという理由でを選びました。
価格が高くなる理由の一つとしてパルコンの断熱材は旭化成のネオマフォームですが厚みを確保すると部屋の中が狭くなるので必然的に建物を大きくする必要に迫られるからです。
私は維持費の面も含め総合的に判断してパルコンにしました。
価格の面から30坪ほどしかたてられませんでしたがとても満足です。
これから住まいをご計画される方の参考になれば幸いです。
コンクリート建屋でも揺れはあるが、建物の重量が鉄骨や木造より重いことと強度が高い特徴がある為、部材の変形が小さく揺れは少ないです。 そのため家具固定も、窓ガラスも何も対策は必要ありません。
パルコンは同じコンクリート構造でも壁式なので、ラーメン構造のコンクリートよりも歪み幅は少なく、上階でも揺れは他の構造物より少なくて済みます。
ただし、柱や梁で支えるラーメン構造より壁で支える壁式構造の方が構造上の特徴から間取りの自由度が低いです。
まぁ、嫌な人は、他の構造を選べばいいし、理解できる人は、絶対壁式コンクリート
の優位が解るし、自由に選択すれば良いと思いますよ。私は、価格が高くてもパルコンを選びます。
パルコン ユアスタイルはあらかじめ決められたプランから間取りを選び、3タイプのカラーコーディネートから内装を選んで作り上げる注文住宅です。 基本的に水回りの位置変更は不可なので、台所とお風呂、そしてトイレの位置の変更は禁止ですが、軽微な変更は対応しているようです。
間取りも大幅な変更は、自由設計のパルコンSE扱いにされるみたいでした。
価格はカタログには載っていませんが、去年の価格では本体のみ価格では坪単価50万でした。
ここに地盤改良と設計費等入ってきます。
入居後に関する評判や評価 住んでみて感じたのは遮音性の高さ。救急車の音も以前とは違ってとても遠くに聞こえて驚きました 30年間パルコンに住んでいますが、丈夫です。
営業マンのフォローは全くありませんでしたが、特に何も問題が起きていないので、こちらも必要ありません。とにかく丈夫で長持ちの一言に尽きる。
うちはパルコンで家を建ててから7年目です。 最新の木造と比較していませんが、我が家は夏暑く冬寒いですよ。
特に最上階は更に暑いですがエアコンつければすぐ効くので、なんら困る事はありません。
冬はエアコンと床暖あれば暖かいですが、我が家はファンヒーターも併用して電気代を抑えています。(ファンヒーターつけても結露はしたことがない。)
エアコンは出来るだけつけたくないという人には向かないと思います。
パルコン家に住んで27年目です。 冬はメチャ暖かいし夏は換気だけしておけば空調ですぐに冷えますので結論から言うと大満足です!
地震や台風ビクともしませんので家の中が安全です!
昨年プリウス買えるくらいの費用で防水、外壁塗装しました。
30年に1度くらいのメンテなのでまぁ~その位だと思います。
少し高いけどメンテは、やっぱメーカーでやった方がノウハウしっかりしてるんでそっちのが良い思います。
あと、建てる土地の地盤が弱いと1割増しで基礎工事代掛かります!
私の場合地下20メートルまで杭を打ち込みました。
現在は、分かりませんが出窓とかもオプションでした。
災害に強いというのが売りなだけあって、家の性能はかなり優秀・メンテナンス費用は安いという良い評価もあれば、一方で値段が高い又は熱がこもりやすいなどネガティブな評判・評価も存在しています。
また評価の中にはの担当者によって対応が異なるような意見もありました。
どのハウスメーカー又は工務店でも同じことが言えますが、各地域の工務店や営業販売店に勤める社員の細かい教育まで行き届かず、担当者によって対応にバラツキがあるようです。
マイホームは人生最大級の大きな買い物なので、ハウスメーカー選びは非常に重要です。
一番の解決方法は、依頼主自身も家づくりに関する必要な知識を付けたり、条件整理をまとめ担当者にわかりやすく伝える努力が成功するポイントです。
また、相性の良し悪しによって会社の評判や評価も人によってそれぞれ異なりますので、実際にコミュニケーションを取ってみて判断することも大切です。
大成建設ハウジングで住宅を購入するメリットとは?
冒頭での評判、評価と独自に調査した内容をまとめると以下のメリットが挙げられます。
- 長期的にみればメンテナンス費用があまりかからない。
- 地震以外の災害(台風や火災、水害など)にも強い家づくりができる。
- 木造住宅で起こる白蟻の被害や鉄骨住宅で起こる錆による劣化がない為、他の工法に比べて耐久性に優れている。
- 防火や遮音性能が他の工法よりも優れている。
- 非常に多くの外観デザインを提供している。
- 木造在来工法の住宅より火災保険料が安い
大成建設ハウジングが採用している「壁式鉄筋コンクリート構造」は、床・壁・屋根の面全体に力を分散できる特徴があります。
そのため、大成建設ハウジングの鉄筋コンクリート住宅は、優れた「耐震性と耐風性」、「耐火性や止水性」、「断熱・気密性・防音性」を兼ね揃えています。
また、実験でその性能が証明されているのはもちろん、地震や台風、火災で倒壊せず、破損も少ないなどの実際の災害での実績も豊富にあり災害に対して非常に強い家づくりを実現しております。
その他にも、木造住宅で起こるシロアリ被害や木の寿命による劣化や塩害などで発生する鉄骨の錆による劣化がない点も強みです。
加えて鉄筋コンクリート造は他の構造よりも外壁や屋根の剥がれなどの劣化も少ない為、メンテナンスも少なく済みます。
リフォームも可能なので、長く綺麗な状態で住みたい方にはおすすめの住宅です。
そのため、コストよりも安心した住まいを求めている人は相性が良いといえるでしょう。
耐火性が優れて火災保険が安い理由
鉄筋コンクリート造の場合、建築基準法で定める2時間耐火の基準は壁圧100mm以上です。
パルコンのコンクリート壁パネルは140mmの厚さなので、基準を大幅にクリアしています。
火災は2時間以内におさまることがほとんどなので、パルコンがもつ耐火性能は十分なものと言えるでしょう。
また火災保険料は耐火性が高い建物のほうが安くなり、その差は約2倍とされています。
火災保険では住宅の構造を3つに分類しています。
3つの分類を耐火性が高い順に並べると、①M構造(マンションなど)>②T構造(鉄筋コンクリート造、鉄骨造など)>③H構造(MとT以外のもの)となります。
大成建設ハウジングのパルコンは②のT構造になります。
一方、在来工法の木造住宅は③のH構造です。
このように耐火性能による優位性が高いため、パルコンの火災保険料は少なくて済みます。
ただ木造住宅でも準耐火建築物、もしくは省令準耐火に適合する住宅は、T構造の分類に入ることも付け加えておきます。
大成建設ハウジングの坪単価について
大成建設ハウジングの坪単価は住宅メーカーの中では、やや高めな価格帯と言えるでしょう。
ただし大成建設ハウジングでは外観デザインが豊富なので、価格にかなり幅があると考えられます。気になるデザインがあれば、一度見積もりをとってもらうと良いでしょう。
パルコンの坪単価をもとに、建物の「本体価格」と別途工事を含めた「建築総額」をシミュレーションしてみます。
以下の表でいう「延床面積の坪数」とは居住空間の総面積のことです。
例えば2階建てなら1階の床面積と2階の床面積を合計した数字になります。
- 「本体価格」とは、延床面積の坪数に坪単価をかけたもの
- 「建築総額」とは、本体工事と別にかかる付帯工事費(外構工事・その他別途工事など)や諸費用を追加した金額
坪単価は商品ごとに異なる点はありますが、建物本体価格以外にも、本体工事と別にかかる付帯工事費・諸経費などオプションによって価格は異なります。
現地調査をしてみないとわかないことなどもありますが、初期の段階としては一般的に住宅価格から2〜3割程度加算した価格が建築総額となり実際にかかる費用といえます。
坪数 | 本体価格 | 建築総額 |
30坪程度 | 2,250万円~2,700万円 | 2,700万円~3,510万円 |
35坪程度 | 2,625万円~3,150万円 | 3,150万円~4,095万円 |
40坪程度 | 3,000万円~3,600万円 | 3,600万円~4,680万円 |
45坪程度 | 3,375万円~4,050万円 | 4,050万円~5,265万円 |
50坪程度 | 3,750万円~4,500万円 | 4,500万円~5,850万円 |
大成建設ハウジングの坪単価が高い理由
大成建設ハウジングの坪単価が高い理由は鉄筋コンクリート造を採用している為です。
昔はツーバイフォー住宅の「パルウッド」なども販売していましたが、現在販売しているのは鉄筋コンクリート住宅の「パルコン」のみです。
鉄筋コンクリート造の値段が高くなる理由として以下の項目が挙げられます。
- 他の工法(木造や鉄骨造)と比べて、躯体の材料費が高く工期が長い。
- 躯体コンクリートの重量が重い為その分基礎が大きくなることから、土地の地盤もそれなりに良質な地層が必要。(軟弱地盤の場合地盤改良若しくは杭工事費用が発生する。)
- 木造や鉄骨に比べて扱いが難しく、高い技術を持った施工者や正しい知識を持った設計者が必要な為人件費がかかる。
上記2.の地盤調査の改良工事費は実際に現地で土質調査をやってみないとわからないため、運次第といえるでしょう。
鉄筋コンクリートはもともと木材や鉄骨より高価なものですが、さらに値上がり傾向にあります。
また重量のある鉄筋コンクリート造の建物を支えるには基礎や地盤の耐力を上げるための工事も必要です。
パルコンはコンクリートパネルを工場で生産して現場で組み立てるため現場の工期は短いですが、工場では手作業の工程も多く、コンクリートを乾燥させる時間も含めると長い時間を必要とします。
そのため、材料である鉄筋コンクリートの価格と生産の手間がかかるため坪単価が高いのです。
鉄筋コンクリート造はコストはかかりますがその分非常に優れた性能を誇り、あらゆる災害に強い家を造ることができるのです。
施主にとって、全体の費用はかなり重要なポイントになります。
ライフスタイルや価値観は人それぞれ異なりますので家の構造や性能と価値観を照らし合わせて、どこにコストをかけるのか整理しておきましょう。
坪単価を見る際の注意点
同じハウスメーカーで同じグレードの家を建てることを考えても、坪単価は大きく変わってくる場合もあります。
50坪の広さと30坪の広さに同じメーカーの同じグレードの家を建てるとしても総額はもちろんのことですが、坪単価も変化することがほとんどです。
坪単価は家の本体価格から家の面積を割った1坪あたりの費用と表現されますが、この家の面積については定義があいまいとなっています。
例えばベランダや車庫、地下室などは建築基準法で延床面積に含まれませんが、計算の際にはこの部分の面積を入れて計算する業者と、入れずに計算する業者が存在します。
全く同じ家を建てたとしても坪単価として計算する面積の定義によっては、坪単価は大きく異なることになります。
ベランダなども全て含めた面積は「施工面積」と呼ばれ、通常はこの総合施工床面積で坪単価を計算することが多いです。ハウスメーカーに依頼する際は、「施工面積」と「延床面積」どちらで坪単価計算されているか確認しておくと良いでしょう。
また、本体価格の他にも付帯工事や諸経費などが発生してくるので、トータル金額を確認すると良いでしょう。
大成建設ハウジングの標準仕様の内訳と住宅商品の紹介
主に取り扱っている注文住宅一覧表
大成建設ハウジングは、鉄筋コンクリート住宅の「パルコンシリーズ」を扱っており、非常に多くの外観デザインを提供しています。
「パルコンシリーズ」のラインナップは全部で9種類あり、ヨーロッパの感性が薫る「ユーロシリーズ」や存在感溢れる「邸宅シリーズ」などが用意されています。
また、規格型住宅も扱っており、豊富に用意されたプランバリエーションから選択できるので、ライフスタイルに合わせプランニングも可能です。
現在取り扱っている住宅一覧は以下の通りです。
商品名 | 特徴 | 坪単価 |
パルコン ウォール |
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75~90万円 |
パルコン ベイル |
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75~90万円 |
パルコン スイッチ |
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75~90万円 |
パルコン ライズ |
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75~90万円 |
パルコン シェード |
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75~90万円 |
パルコン ヴィータ |
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75~90万円 |
パルコン グレイス |
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90~120万円 |
パルコン プレーリー |
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90~120万円 |
パルコンロンド |
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90~120万円 |
パルコン フルール |
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75~90万円 |
パルコン クレア |
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75~90万円 |
パルコン ノーブル |
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75~90万円 |
パルコン ユアスタイル |
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50~60万円 |
大成建設ハウジングで建てる前の注意点
評判内容や特徴を見る限り、契約前に注意する所は以下の項目が挙げられます。
鉄筋住宅のため費用が高い
大成建設ハウジングの家は一般的な木造住宅より建築コストが高い鉄筋コンクリート住宅しか扱っていないことから総合的に価格が高い点がデメリットです。
冒頭でも説明しましたが理由は以下の2点が挙げられます。
- 鉄筋コンクリート住宅の構造躯体は重いので、土地によって住宅を支えるために、地盤改良や杭工事が必要になる場合がある。
- 鉄筋コンクリート住宅は、木造住宅や鉄骨住宅よりも施工期間が長くなってしまうので、人件費や施工機器の損料がかかる為高くなる。
上記の理由から、高額な工事費用がかかる可能性があります。
しかし全体的な家の性能を考えると、コストの高さは必然だと考えられるでしょう。
高くても、長期的に住むことを考えて頑丈な家に住みたい、という方にはおすすめです。
値引き交渉について
大成建設ハウジングでは過去に坪10万円値引きキャンペーンなどを開催していた事があります。
一般的には本体価格の5%程度が相場とされていますので、30坪なら150万円、40坪なら200万円位の値引きは許容範囲内と考える事も可能かもしれません。
但し、規格型住宅の「ユアスタイル」に関しては元々の価格が抑えられていますので、値引き額も小さくなる事が予想されます。
その辺りは考慮するようにしましょう。
また、交渉のやり方やタイミングによっては以下の例ように引き出せるケースが有るようです。
値引きのコツその1. 契約前の1度だけ
これは全てのハウスメーカーでも同じですが、基本的には値引き交渉はとっておきの一度だけにすべきです。
契約前に小刻みに値引き交渉を行うと、営業マンも本気で取りあってくれなくなります。
値引き交渉を行うのは一度きり、本契約の判を押すか押さないかの一度きりの交渉が一番効果的です。
このタイミングだけは遠慮無用で、少し大胆にお願いをしてみる事をおすすめします。
値引きのコツその2. 決算期を狙う
これはどこのハウスメーカーでも言える事ですが、営業マンにはノルマが存在します。
成績の悪い営業マンの場合は特に値引き交渉まで商談が進んでいるお客様は「絶対に逃がしたくないお客様」なので、決算期から逆算して商談を進める事が値引きを引き出せるコツとなるでしょう。
本社の本決算は3月です半期決算は9月です。
決算期から逆算して1か月前辺りが狙い目とされていますが、ギリギリまで引っ張り過ぎると交渉失敗になってしまう場合もありますので、営業マンと上手く折り合いを付けましょう。
また一般的に家が売れ難い時期と重なる2月や8月などを狙うのも効果的です。
値引きのコツ3. 競合他社と比較
商談をある程度まで進めたら、他社と競合する旨を伝えて営業マンに連絡をするのを控えましょう。出来れば同価格帯のハウスメーカー3社以上の競合他社と比較をする事が大切です。
これは自動車の購入でもそうですが、基本的に高額な買い物は競合他社と競争させる事が、より安く購入するコツでもあります。
例えあなたが「大成建設ハウジングに決めた」と思っていても、必ず他のハウスメーカーや工務店と比較しておいた方が値引き交渉も有利に働きます。
担当の営業マンに他社と迷っている事を伝えるのは損は無いと思います。
営業マンとしても、ここまで商談が進んだお客を離したくないのが本音なので、例え営業マンから「他と競合しなくても限界まで値引きします」と言われたとしても、遠慮なく競合して下さい。
お勧めのポイント
- 自分が希望を形にした間取りプランを作成してくれる。
- 間取り条件に合せた「資金計画(総費用・見積り)」を取り寄せすることができる。
- 住宅メーカー独自のネット上に出回っていない「土地情報」を提案してくれる。
- 複数社比較・工夫することで数百万のコストダウンも実現可能。
- 自宅から一歩も出ず間取り図や見積書の資料を取り寄せできる。
各地域の担当者や工務店によって対応が異なる
大成建設ハウジングは全国展開している大手ハウスメーカーです。
そのため各地域の支店によって、営業担当者の対応に差があるようです。
そのため依頼主自身も自分にとって担当者との相性や信頼性を確認する為にも依頼主自身が建築に関する知識をつけておく必要があります。
また、こだわりたい部分など明確に伝えられるようコミュニケーションをとることも大切です。
例えば施工精度を良くしたい場合は以下の交渉をして営業担当者の反応を見て判断することもお勧めです。
- 値引き要求はしない代わりに良い職人を付けるようにお願いする。
- 引き渡しまでの工期を短くせず余裕を持たせた日数にする。
- 建設期間中に発生したトラブルや損害についての対応を明確にし、お互いに合意してから契約をする。
時間をかけてでも、上記のような交渉を契約前に行い納得してから進めることが大切です。
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蓄熱性が高く熱がこもりやすい
鉄筋コンクリート住宅は、一度暖まると冷めにくい性質である蓄熱性が高いため、外気温の影響を受けやすい構造になっています。
太陽の熱をコンクリートが溜め込んでしまい、夜になるとクーラー無しでは寝付けないほど暑くなる場合があるので、電気代も余分にかかってしまう可能性があります。
逆に、冬場は暖房でコンクリートが暖まれば快適に過ごすことができるため、全部がデメリットになるというわけではありません。
鉄筋コンクリート造は蓄熱しやすい特徴があります。
断熱性が悪いとはいえませんが、コンクリートの性質上どうしても熱をため込んでしまうデメリットがあります。
特に夏は外部の気温が上がるため、部屋が暑いという意見が多くあります。
冷房が必須となるので、必然的にランニングコストが高くなってしまうでしょう。
暑いのが苦手な方は、事前に対策を取っておく必要がありそうです!
構造壁があるため設計の自由度が低い
大成建設ハウジングのパルコンは壁式構造の家です。
壁そのものが構造体となっているため変更できる間仕切り壁は限られています。
新築時はベストなプランでもライフスタイルや家族構成の変化により大幅なリフォームが必要になるかもしれません。
壁構造の場合はリフォーム時も制約を受けることになります。
大成建設ハウジングの特徴
大成建設ハウジングの特徴を見てみましょう。
鉄筋コンクリート造の採用
大成建設ハウジング一番の特徴は、やはり住宅にコンクリート材を使用していることです。鉄筋コンクリート造の採用により、より強固で頑丈な住宅を建てることができます。
鉄筋コンクリート造はリフォームができなそうというイメージがありますが、内装の変更やリフォームは問題なくできます。実際大成建設ハウジングではライフスタイルの変化によるリフォームに柔軟に対応し、実績をあげています。
また鉄筋コンクリート造を採用することで、他の構造ではできない間取りの設計ができます。柱がない大きな空間や、縦に広い空間を作ることが可能です。一からオリジナリティあふれるプランが実現できる魅力があります。
災害に強い家をつくれることはもちろん、自由な間取りを考えられるのは嬉しいポイントですよね。
豊富な外観デザイン
大成建設ハウジングでは14種類もの外観デザインを扱っています。
一番リーズナブルな価格は『パルコンユアスタイル』という規格型注文住宅です。
既存のプランからパーツを選び、好みの家をつくることができるのがメリットです。ただ、規格型という名の通り、他のプランよりは自由度が低いデメリットがあります。
前面コンクリート造となると無機質で素朴な印象になりがちですが、大成建設ハウジングでは素材の組み合わせを生かして様々なデザインを確立させています。
デザインのスタイルも多く、和モダンから洋風な家まで様々なデザインを選ぶことができます。
家の性能だけではなく、見た目も自由に変えることができるのは魅力的です。
ただ、デザインやオプションによって価格設定の幅が大きいので注意しましょう。
外観のイメージがある程度ついている場合は、一度概算の見積もりを見せてもらうと良いですね。
耐震性について
大成建設ハウジングの家の耐震性はとても高いといえます。入念な地盤調査による基礎の施工で、建物全体の荷重を支えます。
地震の揺れを壁や床など全面に分散させることで、建物自体の揺れや変形を最小限に抑えることができます。
実際の耐震実験では、阪神淡路大震災などの大災害レベルの揺れに耐えることが証明されました。さらに倒壊しないだけではなく、窓ガラス一枚割れなかったという実績もあります。
一生を過ごす家なので、地震大国の日本において耐震性は重要視したいですよね。
耐火性について
大成建設ハウジングのコンクリートパネルは、最高レベルの耐火性を誇ります。
耐火実験では、1000°の熱に2時間以上耐えた実績があります。
さらにその実験後も、耐火性能の低下は確認されませんでした。
大成建設ハウジングのコンクリートパネルは耐火性が高いだけではなく、周りに燃え広がる心配がないことも特徴です。
中心都市では住宅密集地が多いため、外部から守ることも外部へ広げないことも重要なポイントですよね。
耐火性の秘訣は、コンクリートの厚さにあります。
一般的な住宅に使用されるサイディングは厚さ約14㎜に対し、コンクリートパネルは100㎜の厚さがあります。
燃えにくい材質の上十分な厚みがあるので、桁違いの安心感があります。
耐風性について
大成建設ハウジングの家はどんな暴風や雷雨にも耐える家です。60㎜/秒の風圧に耐える性能は、木造住宅の約20倍相当にあたります。
壁や屋根をコンクリート一体の構造にすることで、暴風でもびくともしない家を建てることができるのです。
また屋根は7層ものコーティングによって守られているため、防水性にも優れています。
最近では台風などの自然気象による被害が深刻です。
倒壊や破損で、大事なマイホームを失いたくないですよね。
耐風性や防水性を考慮すると、大成建設ハウジングの家は非常に優れた性能があるといえるでしょう。
大成建設ハウジングの保証とアフターメンテナンス
アフターメンテンス
大成建設ハウジングでは、標準で引渡し後から、5年ごとの定期点検や診断を無償で25年目まで行い30年と45年目からは有料点検が予定されております。
また、保証期間で大成建設ハウジングが定める定期点検と有償メンテナンス工事を受けて頂くことで15年間保証を延長することができます。
有償メンテナンス工事の実施時期は15年目、30年目、45年目で最長60年まで可能です。
60年目に至るまで、有償メンテナンス工事を実施するごとにサポート保証期間が15年間延長されていく仕組みになっています。
保証期間・アフターサービス
保証期間やアフターサービスは、主に以下の項目が挙げられます。
- 構造躯体(柱・壁・基礎など)は引渡しから15年保証(最長で60年)
- 雨水侵入防止部分は引渡しから15年保証(最長で60年)
上記の保証期間は、選んだ商品によって異なることがありますので契約前に担当者と事前に以下の内容を含めて確認しておくようにしましょう。
- 各地域の販売店もしくは本社などいざというときに誰が保証について対応してくれるか。
- 保証書による書面で確認できるか。
- 地盤沈下や完成引き渡しの保証について
そのほか大成建設ハウジング独自のサポート制度には「住宅設備機器延長保証」があります。
この制度は、設備機器メーカーの初期保証+延長保証で合計10年間保証する制度です。
設備機器の例としてはエアコン、ガス給湯器、システムキッチン、システムバス、洗面化粧台などがあります。
設備機器は故障すると修理費用が高額になるため、安心のサービスですね。
修理費用が交換費用を上回るときは、新品に交換するシステムになっています。
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